なぜたった1日で体脂肪率が600gもアップするのか?【冷え性の人は特に注意】

体脂肪率が不可解にアップ

やせたい人

ダイエットにがんばってるけど、体重計に乗ったら体脂肪率がなぜか昨日より増えてました…。今までのがんばりは無駄だったのかな…。

という悩める子羊の疑問にお答えします。

たった1日で体脂肪率が1%もアップの謎

季節が冬にさしかかってきた11月のある日。いつものように入浴前に体組成計に乗ったら、目の前に驚きの光景が繰り広げられました。

なんと! 体脂肪率が前日と比べて約1%もアップしていたのです!

1%ですよ、1パーセント!
私の体重はいま約64kgなので、1%は640gに換算されます。体脂肪率が前日より1%アップってことは、体脂肪が1日で600g以上も増えたことに…。

これが真実だとしたら、これまでほぼ毎日運動をして、食事はなるべく腹八分目を心がけ、就寝の3時間前以降は食べものを口にしないようにしてきたがんばりが水の泡ではないですか。モチベーションがダダ下がりです。

しかしですね、よく考えたら1日で体脂肪600g超なんてどう考えてもありえないじゃないですか? 3食続けて焼き肉食べ放題してもここまでは増えないと思います。こんな光景を想像したくないですが、油を直接がぶ飲みでもしない限り増えないような数値です。

体脂肪率が短期間で急激にアップしたのは季節の変化のせい

それじゃあいったい、この数値はいったい何なんでしょう? 前日に食べすぎたわけでも、運動してるといったけれど実は嘘をついていたわけでもありません。

答えは・・

冬場だから

べっちー

えっ? なにそれ? 他責?

そうです、たった1日で体脂肪率が1%もアップしてしまったのは私たちが怠けたりしたからではありません。季節が変わったせいだったのです。

でもなぜ季節が変わると体脂肪率の数値が変化するのでしょう?

冬場は体脂肪が増えやすいので体脂肪率が高くなる

季節が変わると体脂肪率が高くなる理由の1つめは、寒くなるとヒトの身体は体脂肪溜め込みモードになってしまうからです。

以前このブログでも、気温が下がる秋から冬にかけては、ヒトの身体は体脂肪を溜め込みやすくなることをお伝えしました。

ダイエットにおすすめの季節はいつ?痩せやすく太りやすい時期に始めようダイエットにおすすめの季節はいつ?痩せやすく太りやすいのはこの時期

寒さから身を守るために、断熱材の役割を果たす脂肪を身体に蓄積して、身体から熱を逃さないようとするんですね、ヒトを含めた哺乳類の身体は。

脂肪の蓄積は生存のためには欠かせない機能ではあります。だけどヒトに至っては知恵によって、厚着をしたり、カイロを使ったり、暖房を使ったり、入浴したり、温かい食べものや飲みものを摂れたりするので、脂肪で寒さ対策などという原始的なメカニズムは私たちダイエッターにとって迷惑以外のなにものでもありません。

ダイエットにがんばって体脂肪を減らそうとするものの、本能では体脂肪を増やそうとするから、体脂肪がなかなか減らない、または逆に増えるなんてことになるんですね。くわばらくわばら。

しかしですよ、これだとたった1日で体脂肪が600g超も増えたにしては辻褄が合わないじゃないですか? だっていくら寒くなると身体が体脂肪溜め込みモードになるからといって、たった1日で600g超も蓄積できるわけがないからです。

冬場は体温が低くなるので体脂肪率が高くなる

2つめの理由も寒さに関することです。

寒くなると体温も下がります。というより、寒くなるとより大事な身体の中心部を温めようとするので、身体の末端である手先や足先は邪険にされて(?)冷たくなります。

よってこの状態で体組成計に乗ると、足裏が冷たいものだから体脂肪率が高く計測されてしまうのです。

なぜ足裏が冷たいと体脂肪率が高くなってしまうでしょう?

これは体組成計の原理によるからです。体組成計は身体に微弱な電流を流すことでわかる身体の水分量をもとに体脂肪率を計測します。水分量が多ければ体脂肪率は低く計測され、逆に少なければ体脂肪率は高く計測されます。

足裏が冷たいということは身体の末端の温度が低いということですが、そうするととくに末端部は血流が滞ってしまうんですよね。

血流が滞ると水分量が少ないとみなされ体脂肪率が高めに計測されてしまうというわけです。

これらをまとめると、

足裏が冷たい

身体の末端部の温度が低い

末端部の血流が滞っている

水分量が低いとみなされる

体脂肪率がいつもより高めに計測される

となります。

これってつまり、

体脂肪が実際に増えているかどうかはわからないけれど、寒さのせいで身体の水分量が少ないとみなされて体脂肪率が高く計測されてしまった

ってことなんですね。

これも以前にこのブログでお話したとおりになりましたね。体組成計はあてにならないってことです。

体組成計はあまりあてにならない体組成計の体脂肪率はあまりあてにならないので参考程度にしたほうがいい件

冷え性はダイエットの大敵

私の体脂肪率がたった1日で1%もアップしたのは、寒くなりはじめた11月の上昇のことでした。

それまで比較的暖かい日が続いたのもあって、自宅では上半身は半袖、足元は裸足で過ごしていて、身体がかなり冷えていたんですよね。だから体組成計に乗ったらとんでもない数値にめぐり遭ったというわけです。

タニタの体組成計の測り方のページには、体温の変動要因として次のものが挙げられています。

体温が上がると血流量が増加しますが、これも計測に影響を及ぼします。体温が下がることでも同様に電気の通りやすさの変化や血流の変化の影響を受けてしまいます。体水分と同じように以下の様な要因で対応変化が大きい状態での測定は避けるようにしましょう。

体温の変動要因
  • 運動やサウナ
  • 入浴による体温上昇
  • 食事によってエネルギー消費量が上がったときの体温上昇
  • 冷たい外気や、冷房に長時間とさらされたときの全身、末端温度の低下
  • 女性の生理周期による体温変動
参考 正しい体組成計の使い方タニタ

私の場合は上から4番目の末端温度の低下だったわけですが、とくに冷え性に悩んでいる方の場合はこれに確実にあてはまってしまいますね。

それでなくても冷え性だと太りやすくてやせにくいので、冷え性対策と平行してダイエットに励むようにしましょう。

まとめ

今回は、寒い冬場に体組成計で体脂肪率を測ると、これが高く計測されることがあるけれど、それは次の理由であることをお伝えしました。

  • 冬場になると身体が脂肪溜め込みモードになる
  • 冬場になると寒くて体温が下がって体脂肪率が高めに計測される

これらのことから冬場は太りやすくやせにくく、体組成計はますますあてにならないということです。体組成計の計測値を真に受けていると、モチベーションを下げることになるのでこの記事の内容をよく覚えておいてくださいね。

でもだからといって自堕落な生活をしていると、年末年始に控えるイベントによって肥満街道に足を踏み入れることになります(笑)

季節や体組成計に振り回されないよう、気を引き締めてダイエット生活を楽しみましょうね。