「赤ちゃん命名・お名前ランキング」と「赤ちゃん名づけトレンド」の結果がまるで違うのはなぜ?

「赤ちゃん命名・お名前ランキング」と「赤ちゃん名づけトレンド」の結果がまるで違うのはどういうこと?

毎年11月になると1年間の赤ちゃんの名前についてのランキングが発表されます。

私もちょっと前にランキングを見てみたのですが、見出しに『男の子の名前ランキングに「主税」君が初登場!』とあってちょっと驚きました。

その翌日、もう一度赤ちゃん名前ランキングを調べて見ようと思い確認してみたらそこには「主税」君がいないんですよね。

なんでだろうと思ってよくよく調べてみたら、赤ちゃんの名前ランキングには、「赤ちゃん命名・お名前ランキング」「赤ちゃん名づけ男女年間トレンド」という2種類があることがわかりました。

ちなみに「主税」君は、後者の「赤ちゃん名づけ男女年間トレンド」のほうにランキングしている名前でした。

というわけで今回は、「赤ちゃん命名・お名前ランキング」と「赤ちゃん名づけ男女年間トレンド」はどこがどう違うのか、と赤ちゃんの名前について考えていきたいと思います。

ランキングの対象データが異なっている

「赤ちゃん命名・お名前ランキング」と「赤ちゃん名づけ男女年間トレンド」はどこが違うのか、いきなり結論から言うと・・・

「赤ちゃん命名・お名前ランキング」は、マタニティ・ベビー・キッズ用品を扱う専門店「アカチャンホンポ」を運営する株式会社赤ちゃん本舗が調査したもので・・・

「赤ちゃん名づけ男女年間トレンド」は、名前情報を扱った事業を運営している株式会社リクスタが調査したものです。

調査元からして違うんですね。

そして、集計方法もまったく異なります。

2017年 赤ちゃん命名・お名前ランキング
●集計者:赤ちゃん本舗
●対象データ:赤ちゃん本舗の会員情報のうち、2017年1月1日~10月31日に登録された子どもの名前。名前の件数は 8万2,917年(男の子 4万2,416件、女の子 4万501件)

2017年 赤ちゃん名づけ男女年間トレンドベスト30
●集計者:リクスタ
●対象データ:リクスタが提供している「無料 赤ちゃん名づけ」アプリと「赤ちゃん名づけ実績 No.1/無料 赤ちゃん名づけ(Web)」の中で、2016年11月1日~2017年10月31日に検索された名前

「ランキング」のほうは会員登録された名前なので、偽名を使わない限り、本当に名づけられた名前ですが、「トレンド」のほうは検索された名前なので実際に名づけられたかどうかはわかりません。

だからランキングの内容がまるで異なっているんですね。

べっちー

「ランキング」が “実ランキング”、「トレンド」のほうは “候補ランキング” って感じかな。

赤ちゃんの名前ランキング

それでは実際に「赤ちゃん命名・お名前ランキング」と「赤ちゃん名づけ男女年間トレンド」を見てみましょう。

参考:アカチャンホンポ
「『 2017年 赤ちゃん命名・お名前ランキング 』発表!」

参考:赤ちゃん名づけ実績 No.1 赤ちゃん名づけ
「2017年 赤ちゃん名づけ男女年間トレンド」

先ほどもお話したとおり、「赤ちゃん命名・お名前ランキング」は実際に名づけられた名前のランキングで、「赤ちゃん名づけ男女年間トレンド」は検索された名前のランキングです。

こうやってザッと見てみると、実際に名づけられた「ランキング」のほうが読みやすい名前が多くて、検索されただけの「トレンド」は読みにくい名前が多いですね。トレンドのほうがちょっと “キラキラネーム” っぽい感じがします。

読みにくい名前は候補には挙がりますが、実際に名づけられるのは読みやすい名前になるという傾向があることが伺えますね。

名前につけられる人気の漢字は?

それでは次に人気の漢字を見てみましょう。人気の漢字は、

●男の子と女の子ともに「陽」
●男の子「悠」「翔」「斗」
●女の子「結」「凜(凛)」

あたりがそれぞれ人気ですね。

「陽」はもちろん太陽の “陽” です。太陽のようにエネルギーに満ちた印象なので、元気とかいきいきとしたとか生命力があふれるイメージがある文字ですね。

「悠」には「時間的、空間的にどこまでも続くさま」や「気分がゆったりしているさま」という意味があります。よって、この漢字を名前につけると、ゆったりと落ち着いていて広い心がある自然体な印象を与えます。

「翔」は “飛翔” という熟語にも使われているとおり、羽を広げて空高く飛ぶという意味があります。鳥が大空を飛び回るように、お子さんにも自由にのびのびと育ってもらいたいという願いが込められているのでしょうね。

「斗」には「ひしゃく」「ます」といった意味だったり体積の単位だったりしますが、“と” という響きと文字の形から力強さを感じられることから男の子によく使われるのでしょうね。

「結」はイメージしやすいですね。「結」には「むすぶ」「まとめる」といった意味があります。努力を結実してほしいとか、人と人との結びつきを大切にしてほしいという印象がありますね。

「凜(凛)」にはこのように2つの種類があるんですね。本来は「凜」で、「凛」のほうは俗字なのだそうです。「凜とした」とか「凛々しい」いう言葉があるように、「きりっとしている」という意味があるので、はっきりとしてさわやかな子になってもらいたいという願いが込められているのでしょうか。

ちょっと話題になった「主税」くん

ちなみに、「トレンド」の男の子の第10位にランクインして話題になったのが「主税」くんです。

べっちー

「主税」ってなんて読むの?

「主税」と書いて「ちから」と読みます。

この名前で広く知られているのが忠臣蔵の赤穂浪士の一人である大石主税です。

大石主税は、赤穂藩の筆頭家老で忠臣蔵の主人公でもある大石内蔵助良雄の長男です。主税は通称(官職名)で、正式には大石主税吉金(おおいし ちから よしかね)といって、吉金のほうが本当の名前です。

赤穂藩の藩主・浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)が江戸城松之大廊下にて吉良上野介(きらこうずけのすけ)に切りかかったことをきっかけに浅野内匠頭は切腹、赤穂藩はお取り潰しとなってしまったのですが、主税はこのとき若干14歳でした。

その後、父である大石内蔵助をリーダーとして決起した赤穂浪士たちは主君の仇を討つために吉良上野介の屋敷に討ち入り、見事に仇討ちに成功しました。そして赤穂浪士たちはその後、責任をとって切腹。主税もこのとき父や仲間とともに生涯を終えました。享年は16歳でした。

主税は若年ながらも周囲からは父以上の能力があるといわれ、将来を嘱望されていました。剣の腕も相当だったようで、吉良邸への討ち入りの際は大いに活躍したのではないでしょうか。

参考:Wikipedia
「大石主税」

でも、ママやパパたちがこの「主税」という名前をなぜ検索したのかは定かではないんですよね。忠臣蔵が近年流行しているわけではないですしね。

べっちー

なぜなんだろうね。

私の娘の名前

キラキラネームが何かと世間を賑わせます。

キラキラネームでなくても読みにくくてルビが振られていないと決して読めない子どもの名前が最近ではかなり多いようですね。

べっちー

自分たちが良ければキラキラネームでも別にいいんだけどね。

でも、何かのたびに「なんて読むの?」と質問されるのは私自身ががまんできそうにないので、娘の名前は誰でも読める名前にしました。

舌がもつれるような言いにくい名前も却下しました。

そして字画がまぁまぁ良くて、響きも良い名前を選びました。

べっちー

ちょっと画数が多めだから大きくなってから名前を書くのがめんどうそうだけどね。

私の名前は神主さんからどなたかに名づけてもらったそうなのですが、響きがあまり良くないので実はあまり気に入っていません。

だから自分の子どもがもしできるならば、以前から子どもの名前は自分と妻で響きの良い名前を付けたいなと考えていたので、そのとおりにできて良かったです。

終わりに

今回は赤ちゃんの名前についてお話してまいりました。

子どもの名前は、子どもが産まれてから親が一番最初にできるプレゼントだといわれています。

別に他人と被ったって構わないので、お子さんの一生の宝物になるように、ママとパパは一生懸命に考えてあげてくださいね。

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