あなたがもし年齢のお若い方だったら、ダイエットの目的といったらだいたいこんな感じでしょうか。
「見た目を良くして異性にモテたい!」
これはなにも、若者を揶揄してたりバカにしているわけではもちろんありません。人間の若者に限らず、多くの動物は己をアピールすることで異性(主にオスがメス)に対して自分を選んでもらうようにあの手この手を尽くすものですから。
だから「モテたい!」の思いは本能が思わせることなのでごくごく自然のこと。私だって若い頃はそんなふうに思っていたものです(遠い目)。
でも私のように年齢が40歳を超えて、しかも既婚者だったりすると、ダイエットをする理由は「モテたい!」以外のことに変わっていきます。
※もちろん既婚の40歳以上の人の中にもモテたい一心でダイエットに励む方はおいででしょう。
ダイエットの目的がどのように変遷していくかはどうでもいいことですが、
べっちー
今回は、ダイエットを成功させたいならば目的をもち、目標値を設定しよう! ということについてお話していきます。
目次
“なんとなく”で立てた目標は達成されるわけない
私と同じように40歳以上で既婚だと、
「別にダイエットは仕事ってわけじゃないし、それにダイエットに成功したところで他の誰かが喜ぶわけじゃない。逆にダイエットに失敗したところで誰かが困るわけでもない。いや、ダイエットできずにずっと肥満体型だったら家族に迷惑をかけるかな…。とにかく、目的と目標を設定するなんてそもそも面倒くさい」
と思う人もいるかもしれません。
でも、ダイエットに限らず、どんなことでも目的や目標を設定するのは大事なことなんですよね。
耳にタコかもしれませんが…。
でも本気でダイエットを成功させたいのならば、目的と目標の設定は必須です。
先ほど「ダイエットに限らず」と言いましたが、どんなことでもきちんと設定した目的と目標がないと達成は成し遂げられません。
例を挙げるとお正月に掲げる『今年の目標』。
多くの人はお正月の目標といっても初詣のときなどに「今年は◯◯だったらいいな~」となんとなく思うだけで、具体的な目的や目標を掲げるわけではないでしょう。
そして年末になって思い返してみるともちろん目標は達成されずじまい。ひどい場合にはどんな目標を掲げたのかすら忘れてしまう始末…。
このように、なんとなくや曖昧に立てた目的や目標は達成されるわけないんですね。
ダイエットの目標を立てよう
目標とはゴールのことです。スポーツ競技ならば「優勝する(金メダルを取る)」などが目標に当たります。
ただ目標は、具体的な数値目標も挙げておくのがおすすめです。
ただ「優勝する」と思うだけではなく、例えば陸上の100m走だったら「9.◯◯秒で優勝する」とすればゴールのビジョンがより明確になるので、より達成しやすくなります。
ダイエットだったらただ「痩せる」と曖昧な目標を設定するのではなく、「今より◯kg痩せる」「今より体脂肪率を◯%落とす」のようにする。
そうすればゴールのビジョンが明確になり、「これを達成するにはそれでは今は何をすればいいのか」という目標達成の方法、ゴール“まで”のビジョンが想像できるようになるから達成しやすくなるんですね。
だからといって、「達成するには何をすればいいのか」→「考えたけどよくわからなかった」ではダメで、自分から情報を獲得しにいくことが大切です。
ダイエットの目的も立てよう
次に目的です。
「目標と目的って何が違うの?」
と思うかもしれませんが、目標がゴールのことならば、目的は目標を達成したあとのビジョンのことを指します。
理想や願望と言い換えるとよりわかりやすいかもしれません。
ダイエットならば、ダイエットの目標を達成したら自分はどうなるのかということ。
例を挙げると、特に若い方なら、
● キレイになる
● スタイルが良くなる
● モテる
● 恋人ができる
● 婚活に成功する
というところでしょうか。やっぱり若者にとって恋愛がらみの話題は避けて通れませんからね。
これ以外には、
● 人から憧れられる
● 人からの信用を得る
● 自信がつく
なんて目的でダイエットに励む人もいるかもしれません。
ちなみに私のダイエットの目的は、
● 健康寿命が伸びる
● 疲れにくいカラダになる(体力がつく)
● 見た目が良くなる
てなところです。
目的はポジティブでニヤニヤできるようなことを
どんな目的でも構いませんが、目的の内容はポジティブで、思い返したらニヤニヤできるようなことがおすすめです。
痩せてスタイルが良くなった自分を思い浮かべてニヤニヤする。
こんな感じでいると、ダイエットへのモチベーションが高まります。
だけどもし他人から命令されて、仕方なくダイエットをしているようならどうでしょう。
とてもニヤニヤなんてできませんよね。モチベーションが上がるどころか逆に下がりそうです。
ニヤニヤできる目的を頻繁に思い返すことでモチベーションを維持
それとこれはよく言われることですが、目的は立てたら目的を書いた紙を自宅の壁にでも貼っておくなどして、頻繁に見返すことが大事です。
スマホの壁紙などにしておいてもいいですね。
でも本当に大事なのは、目的を壁に貼ったりスマホの壁紙にすることではなく、立てた目的を頻繁に脳に意識させることです。
壁に貼ったりスマホの壁紙にするのは脳に意識させるための手段でしかありません。
これは脳内の神経伝達物質であるドーパミンが大きく影響していることなのですが、ドーパミンは目的を立てたとき(と目的を達成したとき)に多く分泌されます。
だから目的を立てたときはドーパミンのおかげで「さあやろう!」と意気込むことができるんですね。
でもドーパミンはずっと分泌されているわけではないので、目的を立てた翌日あたりになると意気込みなんてすっかり消沈して、「やっぱりやめた」なんてことになってしまう。これが三日坊主の正体です。
だから、モチベーションを再び高めるために、立てた目的を脳に改めて意識させてあげる。これが重要になるんですね。
意識するたびに「うわぁ、今日もダイエットしたくてウズウズする」という気になればうまくいっている証拠なので、頻繁にニヤニヤしてくださいね。
おわりに:意識しつづければ理想は叶う
今回は目的と目標を設定することの大切さについてお話してきました。
冒頭でも申し上げたとおり、目的や目標ってダイエットをするときに限らないんですよね。勉強や仕事もただ万全とするのではなく、目的と目標が明確にあるからこそ達成ができるのです。
世の中の出来る人は目的と目標を設定して自分を上手にコントロールしています。そして難題を克服し、自分の夢を実現させています。
だから目的と目標を設定し、これを意識しつづければいつか必ずあなたの理想は実現します。
だから万全とするのではなく、ダイエットをするならば目的と目標を掲げてからにしてくださいね。
それではまた!