早死したくなければ飲み過ぎは絶対ダメ!心と体を蝕むアルコールの恐怖

早死したくなければ飲み過ぎは絶対ダメ!心と体を蝕むアルコールの恐怖

この記事を書いているのは11月の最終週。つまりそろそろ師走。師走といったら忘年会などで飲酒をする機会が多くなる季節ですね。

お酒好きの方にとって飲み会の場、または晩酌の時間は憩いのひととき。これらの場は何事にも代えがたい時間かもしれません。

でもお酒は飲みすぎれば二日酔いなどの不快感だけにとどまらず、アルコール依存症やアルコール性肝炎により命を縮める要因になるんですよね。

あなたは「そんなこと言われたって実感が湧かない」「自分は大丈夫」と思っているかもしれませんが、今回はアルコールの怖さについてお送りしていこうと思います。

コラムニスト勝谷誠彦さん死去

2018年11月28日にコラムニストの勝谷誠彦さんがまだ57歳という若さでお亡くなりになられました。

勝谷さんは同年8月にアルコール性の劇症肝炎(一部の報道によると重症アルコール性肝炎)により緊急入院。

その後退院をされて10月に開催されたとある医療フォーラムに車椅子に乗って参加されましたが、ここから1か月ちょっとあとに亡くなってしまったということになります。

直接の死因は明らかにされていませんが、入院のきっかけとなったアルコール性の劇症肝炎が引き金になったことは容易に想像できます。

日本生活習慣病予防協会のウェブサイトによると劇症肝炎は……

アルコール性肝炎の患者さんが大量に飲酒すると、ときに命にかかわる劇症肝炎に近い状態になる

参考 アルコール性肝疾患一般社団法人日本生活習慣病予防協会

とあるほど恐い病気。

勝谷さんも集中治療室に入るほど深刻な状態になったと以前の報道にありました。

大量の飲酒が命を縮める結果に

大量の飲酒

死をもたらした劇症肝炎。

そんな劇症肝炎のきっかけとなったのは言うまでもなく大量の飲酒です。

勝谷さんは40年弱にわたってほぼ休肝日がない状態で飲み続けていたそうで、ときには食事をせずに飲酒をすることもあったそう。

勝谷さんは57歳で亡くなって40年弱の飲酒ということは、20歳になる前からずっと飲み続けていたことになります。

それだけお酒が好きだったんですね。

とはいえ体は…とくに肝臓は次第に蝕まれて命を縮める結果になってしまいました。

MEMO
そんな私もはじめてお酒を飲んだのは18か19のころでした…。未成年の飲酒はダメですよ。

“卒酒”しておいてよかった!

私自身は2018年9月にお酒をやめてから2か月超が経ちました。

酒よさらば。飲めるけどあえて飲まないという生き方を選んでみる

飲酒を続けることの怖さを実感して“卒酒”しましたが、今回のようなニュースがあるとやっぱりお酒をやめておいてよかったと改めて思いますね。

なかには「大好きなお酒を飲んでそれで早死するなら本望だ!」と豪語する方もいらっしゃるでしょう。

しかし私の場合は娘が生まれてからは、娘の成長を自分の目で見届けたいという気持ちが強くあるので、自分の体のことにひときわ目を配るようになりました。

卒酒もその一環というわけで、自分への戒めの意味も込めてこの記事を書いているところです。

長期間のアルコール摂取は肝臓の細胞を破壊し、肝臓の機能を失わせる

さて、人を死へおいやるアルコール性肝炎はどんな病気なんでしょう。

再び日本生活習慣病予防協会のウェブサイトをチェックしてみるとこうあります。

アルコール摂取が長期間続いていると、その間、肝臓に負担がかかり続けます。
このような場合、多くはまず「アルコール性脂肪肝」になり、さらにアルコール摂取を続けていると「アルコール性肝炎」になって、肝臓の細胞の破壊が進行していきます。

参考 アルコール性肝疾患一般社団法人日本生活習慣病予防協会

アルコール性肝炎になると肝臓の細胞の破壊が進行していく…。冷や汗が出てきますね。

さらに……

アルコール性肝炎による肝臓の細胞の破壊が続くと、やがて肝臓の機能が失われていき肝硬変に至り、肝臓がんや肝不全の危険性が高くなります。

参考 アルコール性肝疾患一般社団法人日本生活習慣病予防協会

いやぁ、おっかないですねぇ。

なんとなく「お酒の飲み過ぎは体に悪い」ことを知っている方がほとんどだと思います。

でも「細胞の破壊」だとか「機能が失われる」だとか言われると、肝硬変、肝臓がん、肝不全など具体的な病名を出されるよりも怖いと思うのは私だけでしょうかね。

アルコールが動脈硬化を予防する?

しかし一方で医師のなかにはアルコールは体に良い作用をもたらすと訴える方もいます。

金沢医科大学病院の堤幹宏医師によると……

全くお酒を飲まない人よりも一定程度まで飲む人の方が死亡率は低く、その閾値を超えると、飲酒量の多さに比例して死亡率が急速に高まることが示されています。
これはアルコールがHDLコレステロール(善玉コレステロール)のレベルを上げ、LDLコレステロール(悪玉コレステロール)のレベルを下げる働きがあるため、動脈硬化を予防し、脳梗塞や心筋梗塞のリスクが低くなるからだと考えられます。

参考 金沢医科大学 教えて!ドクター 第10回金沢医科大学病院

とあります。

なんでも、厚生労働省が推進する国民健康づくり運動「健康日本21」による、「節度ある飲酒」の1日平均純アルコールにして約20g程度(日本酒1合、ビール500ml)なら上記の良い作用がもたらされるそう。

長寿のお年寄りに長生きの秘訣を聞くと「飲酒」を挙げる方がたまにいらっしゃいますが、アルコールの良い作用が長寿に影響しているのかもしれません。

飲酒量が適量でも海馬が萎縮する?

しかししかし! 適量の飲酒であっても脳に重大な影響を及ぼす可能性があることが指摘されています。

これは英国のオックスフォード大学とロンドン大学の研究チームが発表したもの。

この研究によると……

たとえ飲酒量が適量であっても、お酒を飲むと記憶をつかさどる脳の海馬が萎縮するなど、脳に有害な影響をおよぼすという結果になりました。アルコールを週に1~7ドリンク未満しか飲まないグループであっても、海馬の萎縮リスクを抑制する効果はみられませんでした

参考 適量のアルコールでも脳には悪影響が 海馬の萎縮リスクが3倍以上に保健指導リソースガイド

ということです。

うーむ。適量のアルコールならば動脈硬化の予防は期待できるけれども、記憶をつかさどる脳の海馬には萎縮するなどの悪影響があるということですね。

しかも飲酒量が多いと……

脳内で海馬萎縮を発症するリスクが高まる(中略)。海馬萎縮は、記憶や空間認知に影響をおよぼす可能性がある。

参考 適量のアルコールでも脳には悪影響が 海馬の萎縮リスクが3倍以上に保健指導リソースガイド

ともあります。

飲酒の良い影響と悪い影響まとめ

ここまでをまとめると……

● 長期間の飲酒には肝臓の細胞を破壊し、肝機能を失わせるリスクがある
● 適量の飲酒習慣ならば動脈硬化の予防が期待できる
● 適量の飲酒習慣でも脳の海馬萎縮のリスクがある
● 飲酒量が多いと脳の海馬萎縮のリスクが高まる

それにここでは触れませんでしたが飲酒にはすい臓など肝臓以外の臓器にも悪い影響を及ぼします。

適量の飲酒ならば動脈硬化の予防が期待できるかもしれませんが、動脈硬化の予防は他の方法で実践するようにして、すべてのリスクを取っ払うためにアルコールは摂取しないほう身のためだという気がしてきますねぇ。

それに、いくら適量とはいってもお酒を飲んでしまうと自分で自分を抑えられなくなるのがお酒ってものです。

ついつい「もう1杯」という気持ちになる人がほとんどではないでしょうか。

おわりに

今回、アルコールについて改めて調べてみるとやっぱり“卒酒”しておいてよかったと思いましたね。

私の場合は飲酒習慣を比較的簡単にやめることができました。

でも付き合いやお酒が好きなのでという理由で簡単に飲酒をやめられないという方もいらっしゃるでしょう。

しかしそういう方でも飲酒のリスクについて「知っておく」のは大切ですね。

何も知らないままお酒を飲み続けていると、いつの日か急に自覚症状があらわれて緊急入院……なんてことになりかねませんから。

これから先もずっと楽しい日々を過ごしたいのならば、飲酒という楽しみはほどほどに……しておくのがいいのかもしれませんね。

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