保育園に通いはじめた娘をもつべっちーです。
娘は12月の1歳の誕生日の当日に保育園に通い始めました。預け時間は、最初の1週間はまず「ならし保育」ということで午前8時半ごろから午前10時まで。2週間目からは午前8時半から正午までです。
ところが正午までの保育園が始まったちょうどその日に娘は生まれてはじめての熱を出してしまいました。
その前日から食欲が少し落ちていて、鼻水を垂らしていたので、今考えるとそれが兆候だったのでしょうね。
というわけで今回は娘のはじめての本格的な体調不良についてお話していきたいと思います。
生まれたばかりのお子さんをもつまだ子育てに不慣れだったり、これからお子さんが生まれるママやパパに読んでもらえたらと思っています。
目次
母乳には免疫物質が多く含まれているので母乳を飲む赤ちゃんは感染症にかかりにくい
なんでも、母乳育ちの赤ちゃんは生まれてから半年くらいまでは風邪などの感染症にかかりにくいんだそうですね。
なぜなら、ママからもらう母乳の中に免疫物質が含まれているからとか。
母乳には、
●白血球
●ラクトフェリン
●グロブリンA(IgA抗体)
●グロブリンG(IgG抗体)
●リゾチーム
などの免疫物質が多く含まれていて、赤ちゃんがこれらを摂取することで感染症にかかりにくくなるというわけです。
生後半年以降の赤ちゃんがだんだん感染症にかかりやすくなるわけ
ところで先ほど、母乳育ちの赤ちゃんは生後半年くらいまでは感染症にかかりにくいとお話しましたね。
でもこれは生後半年くらいから母乳の中の免疫物質の量が減少していくからだと信じられていたからなんだとか。
でも生後1年以上の赤ちゃんのママの母乳を調べてみると免疫物質の量は減少していないのだそうです。
そうすると、母乳育ちの赤ちゃんは生後半年くらいまでは感染症にかかりにくい、というのは半分正解で半分間違っていて、生後半年から赤ちゃんが感染症にかかりやすくなるのは、母乳の免疫物質が少なくなっていくからではなく、離乳食を食べるようになったりして母乳を飲む量が減っていくからというのが真相のようです。
1歳になってはじめて熱を出した娘
娘は今回が初めての発熱でした。
妻の子育て経験者の友人や子育て中の友人からは「子どもは半年すぎがら確実に風邪を引くよ」と注意を受けていたので私らも心配していましたが1歳になるまで娘は一度も風邪を引くことはありませんでした。
べっちー
その理由は、先ほど話したとおり、娘はママのおっぱいが大好きなので免疫物質を多く摂取していたからかもしれませんね。
娘は生後2カ月過ぎからミルクを飲まなくなって “完全母乳” となりましたし。
とはいえ1歳に近づくにつれてだんだんと母乳を飲むことが少なくなっていきました。
夜中は今でも2~3時間おきにおっぱいを飲みたがる娘ですが、昼間は離乳食やフルーツやお菓子を食べる機会が多くなって、飲み物は麦茶を飲むので授乳の機会自体が以前と比べて減っていたんです。
そのため娘は遅ればせながらウイルスか細菌に負けるようになってしまったのかもしれません。
しかも12月というのはこれらが活躍しやすい時期ですから。
赤ちゃんは鼻をすすれないからかわいそう
大人になると見る機会が少なくなってくる “青っ鼻” を、娘の顔に久しぶりに見ることができました(笑
でも赤ちゃんは鼻をすすることができないので、鼻水がずっと鼻のところに居座り続けるので娘がかわいそうです。
ウェットティッシュや柔らかいハンカチで拭ってあげようとしますが、赤ちゃんて顔を触られるのをとても嫌がるんですよね。しまいには顔を拭こうとするたびにア゛ァァァ~!! と叫び出すようになってしまいました。
とはいえ呼吸をするのが苦しそうです。そのままにしておくわけにはいかないのでなかば無理やり鼻水を拭き取ります。
なるべく痛くないように、サッと触れてキュッと拭いてあげるようにしています。
生まれたばかりのころに買った鼻水吸引器が活躍するときがきた
そういえばわが家には以前に購入しておいた赤ちゃん用の鼻水吸引器があるのでした。

買ったばかりのころはほとんど使う機会がなかったのですが、まさか1歳になってから活躍するときがやってくるとは。
しかし、鼻水を拭こうとするだけで拒絶反応を示す娘ですから、鼻水吸引器をおいそれと使わせてくれるわけもありません。
そこでこれを使うチャンスはそう、就寝中です。
娘が熟睡しているところを忍び寄り、
鼻水を吸引してあげます。
しかし寝ていても拒絶反応を示す娘です。うつぶせで左向きに寝ているところに吸引器を鼻の穴に入れようとすると顔を右側にサッ。それじゃあというので逆側から鼻の穴に入れようとすると今度は顔を左側にサッ。
もうこうなったらパパとママの2人がかりでするしかありません。
どちらかが頭を抑え、どちらかがその間に鼻水を吸引します。
むずがられながらもズズズズズという音とともに鼻水を吸引することに成功しました。
熱が38℃あっても平気で遊んでいる娘
発熱に関しては見た目からでは異常があるかどうかわかりません。まだ赤ちゃんのうちは38℃くらいの熱があってもへっちゃらのようですから。
いつもどおりに並べてある絵本や雑誌を撒き散らし、伝え歩きでズンズン歩き、入ったら危険なキッチンに侵入しようとします(ベビー用の柵は取り付けてあります)。
熱があるのによく平気にしていられるものだと大人からすると関心してしまうほどです。
私なんか37℃ちょっとの熱でももうグッタリしてしまうというのに・・・。
風邪を引いているときの娘の食欲
食欲はあったりなかったりでしたね。
ミカン、バナナ、リンゴなどのフルーツが大好きな娘なのでこれらは食べますが他の普通の食事は食べたがらなかったり。
かといって普通の食事も普通に食べたりと波が激しいです。
しかし、風邪を引く前もそんな感じだったので、体調が悪いから食べないのか、それとも気分的なことで食べないのか、喋れない赤ちゃんだから判別がつきにくいですね・・・。
様子がいつもと違うようなら医師の診察を受けましょう
熱があってもこのように活発に動いていたり、食欲が普段よりないにしても食べられるならあまり心配ないみたいです。
でも、ぐったりしていたり、食欲がまったくないようでしたら、心配なので医師の診察をぜひ受けに行きましょう。
その際は正しい判断ができるように、大人が赤ちゃんがどんな様子なのかきちんと観察してあげることがとても大切だそうですよ。
インフルエンザの疑いあり?
週が明けて月曜日。この日は保育園ですが、娘の朝の体温が38℃あったのでもちろん休ませることにしました。
妻が保育園に電話連絡をすると、妻は保育園から思わぬことを伝えられました。
前の週の金曜日に同じクラスの子どもの一人がインフルエンザを発症したと。
それを聞いて即座に娘もインフルエンザなのではないかと疑いだす妻です。
妻はさっそく子育て経験豊富な友人に連絡をとってみました。
そうすると友人からは、医院でインフルエンザの検査をしてもらってそのときは陰性でも、なかなか熱が下がらないので数日後になって医院で再検査をすると陽性になることがあるとの返事がありました。
それを聞いて心配になる妻。
インフルエンザの潜伏期間と症状
インフルエンザの潜伏期間は長いときで1週間ほどですが、感染から発症までの期間は1~2日が一般的なようです。
娘の場合は木曜日から鼻水を垂らしはじめて、金曜日に発熱。その後翌週の月曜日まで熱を出しています。
そしてインフルエンザの症状は、
●38~40℃の高熱
●強い倦怠感
●筋肉痛
などがあります。
さらにインフルエンザを発症する前の前駆症状には、
●からだのだるさ
●強い悪寒
●鼻腔やのどの乾燥
などがあります。
私たち家族はインフルエンザなのか?
娘がインフルエンザに感染したとしたら、いつも近くにいる親である私ら夫婦も感染することでしょう。
娘と一緒にいたからか私と妻は風邪の引きはじめのような症状があらわれましたが、



強い悪寒や鼻腔やのどの乾燥というインフルエンザの前駆症状は今のところあらわれてはいません。
インフルエンザの潜伏期間は1~2日だとすると、インフルエンザの症状や前駆症状があらわれていない私ら家族はインフルエンザではないのではないかと思います。
私は医師ではないので自己診断になってしまいますが、さまざまな情報を考え合わせるとインフルエンザではないという結論になるんですよね。
上記のような症状があったらインフルエンザを疑ってみてください。
しかしウイルス性の風邪かもしれないとのことで以前処方してもらった薬とは別の薬を処方してもらいました。
おわりに
いかがだったでしょうか。
冬場は風邪やインフルエンザが猛威をふるう時期ですから、大人はもちろん小さいお子さんがいるご家庭などは心配な季節ですよね。
私たち家族にとっては今シーズンから本格的に風邪やインフルエンザなどに悩まされることでしょうから、できる限り対策をとっていきたいと思っています。
というわけで、みんなでつらい冬をがんばって乗り越えましょう♪
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