運動不足は早死にを招く!? HIITは驚異の若返りトレーニング

HIIT アンチエイジング

こんにちは。べっちー( @becchie76)です。

今回はHIIT(高強度インターバルトレーニング)が私たちの身体にどのような良い影響をもたらしてくれるのかをご紹介していきましょう。

前回はHIITのダイエットに関する効果をご紹介しましたが、

HIITのダイエット効果HIITが最強のダイエットトレーニングである6つの理由

HIITにはダイエット以外の効果もあります。というよりこの効果は長い目で見たらダイエットより大切なことだったりします。よって今回はダイエット以外の効果についてのご紹介です。

HIITはトライしてみると心拍数が上がってちょっと苦しいんですけどね、でもこれって裏を返せば“見返りがある”ってことです。

どんな見返りかというと、「若返り」「長生き」に関すること。だから極端なことをいうと、あなたや私を含めて今この世に生きている全人類に関係することです。

この記事を読んでもらうと「運動嫌い」なんて言っていられなくなるはずです。だって、HIITをすれば「若返り」や「長生き」の可能性が高くなるのですから。再び裏を返せばHIITをしなければ「老化」や「早死に」の可能性が高くなるのですから。

脅すつもりはありませんが、私もHIITや筋トレなど身体を動かすことを調べていくうちに、人生において運動は必要不可欠なものだと思い知ったからこう言っているんです。

それはともかく、身体を動かすとこんなに良いことがあるよってことを、HIITを軸にご紹介していきます。それではまいりましょう!

ちなみに今回の記事も私の今のバイブルである『世界一効率がいい 最高の運動』を参考にさせてもらっています。

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加齢と運動不足で老化が加速し生活習慣病のリスクが増大する

老化

まずはHIITのおさらいとまいりましょう。

HIITは日本語では「高強度インターバルトレーニング」と呼ばれ、最大心拍数の7~8割くらいの負荷の短時間(20秒)の運動と、さらに短時間(10秒)の休憩を挟んでまた短時間の運動~短時間の休憩……を繰り返しておこなうトレーニングです。

トレーニング時間は1日あたり最低4分なので非常に効率のよく身体を鍛えられるトレーニング手法としていま世界から脚光を浴びています。

プッシュアップ【HIIT】1日たった4分でダイエット効果抜群の究極の時短トレーニング

加齢や運動不足により心機能が落ち、酸素を多く取り込めなくなっている身体は細胞内のミトコンドリアの機能が低下。そうすると体内で活性酸素が過剰に生み出されてしまい老化が加速。または動脈硬化により心血管疾患、脳血管疾患、さらにはがんやその他の病気のリスクが高まってしまいます。

つまり加齢は仕方ありませんが、運動不足だと老化が加速し、生活習慣病になるリスクは増大、ひいては早死にという運命が待ち構えているかもしれないのです。

べっちー

コワイ!

HIITの身体への6つの良い影響

前回の記事ではHIITのダイエットに関する効果についてご紹介しました。

HIITのダイエットは単純に体重を落とすだけではなく、筋肉をつけて体脂肪を減らすというもの。だからHIITにはプロポーションやスタイルを良くする目的だけではなく、私たちの身体にとってそのほかにもさまざまな良い効果があるんですね。

よってここからはそのさまざまな効果についてお送りしていきます。今回は次の6つご紹介します。

HIITによる身体への良い影響
  1. アンチエイジング
  2. 遺伝子的な病気になりにくくなる
  3. 悪玉コレステロールを減らす
  4. 血糖値を下げる
  5. 認知機能が上がる
  6. 動きがスピーディーになる

ひとつずつ解説していきましょう。

1.アンチエイジング

アンチエイジング

「抗加齢」「抗老化」を意味するアンチエイジング

比較的若い人からするとアンチエイジングと聞くと「年寄りくさい。自分には関係ない」「お肌のこと?」と思われがち。でもあなたが20歳を超えているなら(肌のことだけでなく)意識したほうがいいのがアンチエイジングです。

私などは、とくに休日ともなると疲れて疲れて…。

出かけると何故か疲れてしまっていた私が疲れにくくなった5つの理由休日に家族と出かけると何故か疲れてしまっていた私が疲れにくくなった5つの理由

「なぜこんなに疲れるんだろう?」と自分の生活スタイルを見つめ直してみたんですけど、私の疲れの原因は結局のところ老化だと思い至りました。

「加齢=老化」なのは誰もが知るところ。でも加齢に運動不足がミックスされると次のような式が成り立つんじゃないかと。

加齢 × 運動不足 = 加速する老化

加算ではなく乗算にしたのはちと大げさかもしれませんが、運動が不足するのは生命維持にとっての危険信号

運動による刺激を筋肉などに与えないと、脳が「生きている理由がない」と判断し、細胞内のミトコンドリアの活動を抑制します。これにより老化が促進し、生活習慣病のリスクが増大してしまうのです。

大げさかもしれませんが、運動不足は自分の「死亡フラグ」を自らの手で立てているおそろしい行為ともいえます。

人間は20歳を過ぎたころから老化が始まります。とくに日本人は平均寿命が長いので20代や30代では実感はほとんどないでしょうが、成人するとゆっくりと死の準備をしはじめているというわけ。

にもかかわらず、「大人になったら身体を動かす意味がないから」とか「疲れるから」とかなんとか言って運動が不足する。でもこうやって自らの手で老化を加速させているんですね。

HIITなどの運動は老化を食い止め、若返りを促進します。

HIITは身体に負荷をかけるトレーニングです。これによりミトコンドリアの質が高まって量が増えます。そうすると最大酸素摂取量も増加します。

なぜHIITが老化を遅らせたりがんなどの疾患を予防することができるのかなぜHIITが老化を遅らせたりがんなどの疾患を予防することができるのか

最大酸素摂取量の増加は老化の抑制と、生活習慣病のリスク低下につながります。つまり若返りです。

HIITに限らず、「若返りたい」「長生きしたい」のなら運動による身体への刺激は必要不可欠なことなのです。

2.遺伝子的な病気になりにくくなる

遺伝子

さらに驚くべきことに、HIITは遺伝子情報にまでプラスに働くことがわかっています。

最近では個人でも簡単に遺伝子検査ができるようになり、自分が将来どんな病気にかかりやすいかを知ることができます。

遺伝子検査サービス「MYCODE」

私の父が数年前に大腸がんを発症したのですが、その後で私の遺伝子検査を実施したところ、予想通り大腸がんの発症リスクが高いことがわかりました。

でも実は病気の発症リスクが高いからといっても絶対に発症するとは限りません。だからといって発症するかしないかは運任せ天任せだと思っている方は多いでしょう。

しかしそれは違います。

なんと、身体の状態によって遺伝子的な病気になるかならないかが変わってくるのです。健康的な生活を送っていれば遺伝子的な病気になるリスクは低くなり、不健康な生活を送って肥満だったりすると遺伝子的な病気になるリスクが高くなるのです。

しかも、HIITなどをおこなってミトコンドリアを活性化してあげると、血糖値を下げやすくする遺伝子など、身体にとって良い影響を与える遺伝子が発現するようにもなることがわかっています。

これは朗報ですね。だって遺伝子検査を実施すると、病気のリスクが高いことがわかってがっかりするだけでしたが、HIITなどによって遺伝子的な病気のリスクを低くできるのですから。

3.悪玉コレステロールを減らす

コレステロール

コレステロールには善玉のHDLコレステロールと、悪玉のLDLコレステロールの2種類があることは多くの方がご存知のことでしょう。

悪玉のLDLコレステロールには脂質を全身に届ける作用があるので、これが増えすぎると血管の脂質が増えすぎて動脈硬化の原因となります。

動脈硬化が進むと命にかかわる心血管疾患や脳血管疾患を発症しやすくなります。

だから健康診断で悪玉コレステロール値が高いと医者に「運動しろ」と言われるんですね。

べっちー

ははは…

そこでHIITです。HIITは、

悪玉(LDL)コレステロール値を有意に低下させる
善玉(HDL)コレステロール値を上昇させる

という効果がメタ解析結果などで報告されています。

健康診断の結果が思わしくなかったらすぐに運動しないと取り返しのつかないことになるかもしれませんよ。

4.血糖値を下げる

血糖値

日本では糖尿病が疑われる成人の数は1000万人を超え、糖尿病予備群の人の数も同じく1000万人以上いるといわれています。全人口の約15%もの人が糖尿病と関わりがあるということですね。

HIITは糖尿病の予防や病状の改善にも効果が期待できます。

HIITをすると、血糖値に影響を及ぼす次の2つの変化が見られるようになります。

ミトコンドリアの量と質が改善して最大酸素摂取量が増加
細胞へのグルコース(ブドウ糖)の取り込みを促進

ミトコンドリアの量と質が改善すると、身体に摂り入れたブドウ糖を消費してエネルギーの元となるATPがより多くつくられるようになります。HIITをするとブドウ糖が消費されやすくなるんですね。

なぜHIITが老化を遅らせたりがんなどの疾患を予防することができるのかなぜHIITが老化を遅らせたりがんなどの疾患を予防することができるのか

2型糖尿病の人は細胞が糖分を取り込みにくくなっています。HIITをすると細胞がブドウ糖を取り込みやすくなります。

HIITによって糖分の消費を促進し、細胞が糖分をより多く取り込む。これにより血糖値の改善が見込めるというわけです。

5.認知機能が上がる

認知機能

HIITは健康な体を作るだけではなく、脳の神経細胞にもよい効果を及ぼしている可能性がさまざまな研究からわかっています。

一昔前までは脳細胞は減る一方で増えることはないといわれていました。でも今では歳をとっても新しい脳細胞が生み出されることがわかっています。

HIITなどの運動をすると脳細胞は増えて認知機能の改善が見込めます

ただしカロリーを摂取しすぎると脳細胞が増えにくくなってしまいます。認知症のリスク要因のひとつに肥満がありますが、これはカロリーを摂取しすぎて脳細胞が増えにくくなるからですね。

他にもHIITなどの運動をすると、

情報処理のスピードがアップする
脳のコンディションを整える

といった脳への良い影響があります。

私も現在HIITをしていますが、運動を始める前よりも集中しやすくなったり、悲観的になることがかなり少なくなりました。余計な思考が雲散霧消し、頭の中がクリアになるような感じがするんですよね。

6.動きがスピーディーになる

俊敏

HIITを始める前までは、子どもなどと遊んでいて瞬発的な動きをしようとすると無意識的に「身体を痛めそう」「疲れそう」などと思って、なるべくゆっくりと身体を動かそうとしていました。

そのときは「自分ももう40歳を過ぎたのだからそう思うのも仕方がない」なんて思っていましたが、実はこれ、筋肉が衰えていたからのようです。

筋肉には「速筋(そっきん)」「遅筋(ちきん)」という2種類の筋肉があります。速筋は瞬発的な力を発揮する筋肉。遅筋は持久力に大きく影響する筋肉です。

遅筋はウォーキングなどで発達させることができるので、高齢者でも発達している人が多くいます。ところが速筋は大人になると鍛えられる機会がとても少なくなってしまうんですよね。

だって日常的に激しめのスポーツをしている人やジムでバーベルなどを使って熱心に筋トレしている人以外に激しく身体を動かす人ってほぼ見かけませんものね。

鍛えられる機会が少なければ速筋は衰えているってこと。速筋が衰えると動きが自然と緩慢になって、ちょっと動くと疲れるものだから余計に「動きたくない」と思ってさらに筋肉が衰えるという悪循環に陥っている人がとても多いのです。

「動きが緩慢=老化」ともみなされます。高齢者のうち、歩く速度が遅ければ遅いほど余命が短くなるというデータもあるほど。

だからHIITで速筋を鍛えてあげる必要があるのですね。HIITは筋肉に大きな負荷をかけるトレーニングなので遅筋だけでなく速筋も鍛えることができます

私もHIITを始めてからは子どもと遊んでいると身体を激しめに動かすのが苦ではなくなりました。以前は公園などでアクティブな遊びに付き合うのに二の足を踏んでいた私。だけどHIITを始めてから公園に行ったところ、走ったりジャンプするのをまったく苦に思いませんでした(なんならダッシュでもしたい気にすらなりました)。

このときは新鮮な気持ちになって若返ったような気がしましたね。

おわりに

今回は、HIITがもたらしてくれる私たちの身体への良い影響についてお届けしてきました。

ここでは触れませんでしたがHIITにはこの他にも高すぎる血圧を下げるなどの効果もあり、前回の記事でもお送りしたように最強のトレーニングであることがおわかりいただけたかと思います。

「健康のためには運動が大事」とサラッと言ってしまうと「はいはいそうだよね」と軽く受け取られます。でもこうやって効果を一通り見てみると、「誰が何と言おうと運動は必須」なことがわかります。

「したほうがいい」でなくて「しないとダメ」なのが運動です。「運動不足で~」と今はヘラヘラしていられるけれど、数年後に気づいたときには手遅れってことにならないように気をつけたいものです。

ちょっときついトレーニングだけど、あなたも今日からHIITをはじめてみてはいかがでしょうか。