40℃超の原因不明の高熱で1歳3か月の娘が入院(後編)

40℃超の原因不明の高熱で1歳3カ月の娘が入院(後編)

40℃の熱を出した私の1歳3か月の娘が入院。

これはそのときのお話の後編です。

前編はこちら↓

40℃超の原因不明の高熱で1歳3カ月の娘が入院(前編)40℃超の原因不明の高熱で1歳3か月の娘が入院(前編)

2018年3月1日に鼻水を出し始めた娘。

40℃の高熱を出したのはその4日後の3月5日でした。

そして入院となったのが翌日の3月6日。

娘はこの日から3月16日までの11日間にわたって入院生活を送りました

今回は入院してから退院までの経緯をお話していきたいと思います。

入院初日

入院初日の3月6日。

私は家内から入院のことを伝えられてから病院へ。

その間に血液・尿・便の採取レントゲン撮影を済ませて、私が病院に到着すると娘の手には点滴の針がすでに刺さっていました。

(点滴は永続的な栄養補給と定期的な抗生剤投与のためです)

感染症の疑いがあるので、娘に用意された病室はバス・トイレ付きの個室でした。(ただしバスは使用不可)

なお、今回入院した病院には未就学児の入院の場合は保護者1名が付き添いをするというルールがあります。

娘はまだママのおっぱいを飲んでいるため、付き添いは家内にお願いするしかありません。

この日はこの後、入院のための着替えなどを自宅まで取りに行ったりしました。

入院当日の検査の結果

入院初日の夕方に血液検査などの結果を医師から伝えられました。(検査結果用紙を渡されました)

それによると、

・インフルエンザ(A型・B型)・・・陰性
・ロタウィルス・・・陰性
・アデノウイルス・・・陰性
・RSウイルス・・・陰性
・ノロウイルス・・・陰性
・ヒトメタニューモウイルス・・・陰性

ということで幼い子供がかかりやすいウイルス感染症はすべて陰性でした。

しかし、白血球数(WBC)が24.4(1歳児の平常値は4.3~19.1)と高く、平常時は0.5未満のCRPという数値が6.49と非常に高かったです。

※CRPが上昇していると細菌感染が疑われます。

その他の値は特に異常がないとのことでした。

レントゲン撮影による肺の状態も普通検尿による尿路感染の疑いも今のところないとのこと。

便の検査は結果待ちでしたが、翌日に便の状態も特に異状がないことが分かりました。

入院2日目。体温が41℃台まで上昇

入院したばかりのときは入院前に解熱剤を使っていたので少しだけ元気があった娘。

しかし入院当日の夜遅くに体温が41℃にまで達してからはしばらくの間は高熱の状態が続きました

40℃を超えた身体を抱っこすると、抱っこする人にも熱いのがこちらに伝わってきます。

入院2日目のこの日は39℃から41℃の間を行ったり来たりの状態が続いて、さすがに娘は元気さを失ってぐったり。

私らとしては熱を下げてあげたかったけれど、検査をするために解熱剤を使う許可が出なかったので見ていてとても可哀想でした。

この日は耳鼻科で耳の検査をしましたが異常なしでした。

髄膜炎の検査のために髄液を採取

入院初日に医師から「ぐったりしているようなら髄膜炎の疑いがあるので髄液を摂る検査が必要になるかもしれません。でも今はまだそこまでではないのでその必要はないかも」なんて言われていました。

髄液の採取は腰(お尻の上部)に針を指すのでとても痛いとのこと。

娘に痛い思いをさせるのは可哀想なので、医師から髄液の採取の必要がないと聞いたときは少しだけ安堵していました。

ところが2日目になって娘は高熱のためぐったりしていたので、医師は髄膜炎を疑って、夕方近くになってから髄液を摂る決定が下されてしまいました。

昨日の今日なのに・・・。

私が病院に着いたころはすでに髄液を摂取した後でしたが、娘には痛い思いをさせて可哀想なことをしました。

しかし、髄液採取の甲斐があってか、検査の結果は髄膜炎ではなかったので安心しました。

入院3日目。口にするのはママのおっぱいのみ

入院3日目(3月8日)も娘は前日とあまり変わりなくぐったりぎみ。

熱は38℃後半から40℃台でした。

熱がずっと高いので、口にするのはママのおっぱいのみ。

この日の検査は心エコーなどをしたけれど、やはり異常はありませんでした。

川崎病の疑いは?

ネットで子供の高熱について調べると、多くのページである病気のことがヒットします。

その病気とは川崎病

子供の高熱が長く続いたので病院で検査してもらったら川崎病だった、というブログや書き込みがかなりたくさんあります。

「子供の原因不明の高熱は川崎病を疑え!」みたいなところもあるようで、私ら夫婦はもちろん、担当の医師も川崎病を最後まで疑っていました。

ところが川崎病と診断されるには、

1. 38℃以上の発熱が5日以上続いている
2. 片側の頸部リンパ節が腫れる
3. 両目が赤くなる
4. 唇が赤くなったり、苺舌になる
5. 手足が腫れたり、手の平や足裏が赤くなる
6. 発疹

のうち5つ以上が当てはまるという条件があるけれど、この時点で娘はこのうちの発熱と頸部リンパ節が腫れているだけでした。

ただしこの条件が5つ以上当てはまらなくても、冠動脈瘤があると川崎病とのことです。

しかし娘は心臓の状態にも異常はなく川崎病ではないという診断。

このあとも退院まで発熱とリンパ節の腫れ以外の症状はまったく出なかったので、娘は川崎病ではありませんでした

入院4日目。CT検査をする?

この日も熱は高い状態でしたが、朝食でおかゆを4口くらい食べました。

様々な検査をしても高熱の原因がわからないので、医師からはこの日はCT検査をしましょうか? ということに。

造影剤を投与してCTで身体のどこに膿があるのか見つけよう、という目的からでした。

しかしCT検査には被ばくのリスクがあるので家内は難色を示し、担当の医師もどうしようか迷っているようです。

担当の医師はまだ若い方で経験が少ないようで、院内にいる別のベテラン医師にCT検査について相談することに。

ベテラン医師によると「幼い子供の高熱が数日間続くのはそれほど珍しいことではないので、現時点でCT検査をするのは時期尚早だろう」と。

このため、この日は金曜日だったので検査のない土日で様子を見て決めていきましょうということになりました。

この時点で検査は一区切りついたので、ようやく解熱剤を使って体力回復を図ることになりました。

入院5日目。看病を私が一時変わる

入院5日目のこの日は土曜日だったので、私が家内に変わって娘の面倒を見ることになりました。

入院してからこの日まで家内はずっと娘につきっきりだったのでストレスが溜まっており、自宅に帰って入浴などをして家内にリフレッシュしてもらう時間を設けたのです。

授乳の必要があるので、夜にはまた娘の面倒を家内にバトンタッチしたんですけどね 汗

一方娘はというと、この日も解熱剤のおかげで熱は下がってかなり落ち着いた様子でした。

腹痛に苦しむ娘

時間が少しさかのぼりますが、入院4日目の土曜日から娘がベッドの上などで断続的に苦しそうに悶絶するようになってしまいました。

入院してからずっとうんちが緩めだったので、ひょっとするとお腹でも痛いのか? なんて想像したけれど、娘はまだしゃべれないので実際のところはわかりません。

土曜日に私が娘の面倒を見ていたときは病室にやってきた看護師に「お腹が痛いだけでなく、喉も痛くて、ずっと同じ病室の中にいるからストレスが溜まってグズってるのかも」なんて言われました。

たしかにこの直前に医師の診察で喉が赤いと言われていたし。

そのため、看護師にこう言われたそのときは私もそうなのかな? と納得したんですよね。

でも家内が戻ってきてからも娘は次の日の朝までのたうち回っていたというし、グズるにしては様子が尋常ではない

後から考えるとやっぱりあれはお腹が痛かった可能性がもっとも高いと思っています。

入院6日目。ロタウイルス?

娘の腹痛は、入院6日目の日曜日の早朝まで断続的に続きました。

娘がしたうんちを看護師に見てもらったところ、「形状やニオイからロタウイルスかもしれない」と言われました。

ロタウイルスは入院初日の検査では陰性でしたが、後から陽性になることもあるのだとか。

よって、念のため検便に出すことになりました。

しかし娘の腹痛はこのときを境になくなり、私が病室を訪れた午前10時ごろには娘は何事もないようにケロッとしていました。

その後、検便の結果でもロタウイルスは陰性

あの腹痛はいったい何だったのだろうという感じでした。

抗生剤の副作用で便が緩くなることがあると言われていましたが、腹痛も同じ抗生剤の副作用だったのかもしれません。

解熱剤なしでも体温が低くなり始める

解熱剤は前日の入院5日目の夕方を最後に投与しましたが、この翌日の6日目からは解熱剤なしでも体温が下がり始めました

6日目の夕方ごろには熱は平熱。食欲も増してきました

解熱剤なしで熱が下がったこのときが、私らがいちばん安堵したときでしたね。

入院7日目。点滴が1/2に

娘の熱は平熱になり食欲も出てきたので、入院のときからずっとつけていた点滴の単位が半分になりました。

食欲だけでなくておもちゃなどで遊ぶ意欲も出てきたので、100円ショップでままごとセットや色鉛筆を私が買って病室まで持って行ったのもこの日のことでした。

入院8日目。点滴が外れる

この日、娘はずっとお世話になっていた点滴とお別れしました。

点滴にはチューブがありますよね。

子供がまだ小さいとどうしても動き回ってチューブが絡まりそうになって気をつかっていました。

でも点滴が外れたので娘は自由に動き回れるようになって、絡まりそうになるストレスから解消されました。

なお、当初は病状が思わしくなかったので、これまで病室はもっともグレードの高い部屋をあてがわれていました。

しかし、娘の体調が良くなってきたので、看護師から複数人部屋に移動するようにという指示が。

でも娘はまだ幼いということもあり、割増料金を支払う必要はあるけれど別の個室を希望して、この日からそちらの部屋に移動することになりました。

入院9日目。不明熱のため退院できず

平熱、食欲旺盛、遊びに夢中な娘だったので退院を今か今かと心待ちにしていた私ら。

でも医師によると、「不明熱」(6日以上の原因不明の発熱)の場合は、もうしばらくのあいだ様子を見なければならないということで、あと2〜3日の入院が必要とのことでした。

原因がはっきりしていれば見通しが立てられるけれど、不明熱だとそれができないため、念には念を入れた経過観察が必要だそうです。

入院10日目。余談だけど病室が暑い

次の日の午前中に血液検査をして、これに異常がなければこの日の午後に退院となりました。

それはそうと、娘とはまったく関係のない余談ですが、新しく移った病室の昼間の室温が高くて大変だった、と家内が言っていました。

移動する前の部屋には暖房はもちろん冷房もありましたが、新しい部屋はなぜか冷房がありませんでした。

この日と前日は外の気温が4月並で高く、病室は南側に面していたので昼間の室温が30℃に手が届きそうなほどでした。

真夏とかこの病室、どうするんでしょ?

なお、翌日の午前に予定されていた血液検査は、医師の都合によりこの日の夕方に実施されることに。

血液検査の結果は異状なし。予定どおり翌日に退院できることになりました。

入院最終日。祝退院!!

当初の予定ではこの日の午前に血液検査をして午後に退院となるはずでした。

しかし血液検査が前日に行われたため、この日の朝に家内はある看護師から「病院の規定では退院は午前なので」と言われ、午前中に退院するよう促されました。

うーん、午後の退院の予定でいたのに寝耳に水。

そういうことは早くに行ってほしいなあ。

私が予定を繰り上げて午前中に病院に行くと、ちょうど家内と看護師が話をしていて、その看護師いわく「えっ? 午前の退院て言われました? (それを言ったのは)誰だろ」ですって。

うーん、この病院は情報の共有ができてないのかな? とちょっとイラッとしましたね。

でも退院できる喜びに勝ることはないので、家族3人で病院を後にして11日間の入院生活が終わりました

入院する必要はあったのか?

「たら・れば」になってしまいますが、娘にとっては痛い検査を連日した挙げ句、けっきょく発熱の原因が不明だったので、入院する必要があったのだろうか? なんて思います。

でももし入院せずにいたら毎日を心配と不安で過ごしたり、そのうえ仮に悪い病気にかかっていたとしたらそれこそ取り返しのつかないことなっていたかもしれません。

そう思うと入院しておいて良かったのでしょうね。

熱が下がって元気になってくれればそれでいい

今回の娘の発熱は最終的には不明熱でしたが、入院の当初は様々な検査が実施されました。

でも検査をするとなると針を身体に刺して痛い思いをしたり、レントゲン撮影で身体を抑えつけられて怖い思いをしたりと、娘にとっては負担なことばかりでした。

せっかく入院してるのだから原因を究明してほしいという考えはあるかもしれません。(担当の医師も強くそう思っているようでした)

しかし、私ら親は途中からは原因がわからなくても熱が下がって元気になってくれればそれでいいと思うようになりました。

そして実際にそのとおりになって、今では安堵しています。

おわりに

ともあれ、今回の教訓は、前編のおわりのところでもお話しましたが、体調を悪化させる前に娘の様子をもっと注意深く見ておくんだった、ということですね。

子供がまだ小さいと38℃くらいの熱では平気にしているので体調の変化に大人がなかなか気づけないことがあります。

子供に辛い思いをさせないためにも、保育園や幼稚園に行かない休みの日にも体温を測るとか、排便の具合をよくチェックするとか、食欲があるかとか、いつもと様子が違わないかどうかを注意深く観察する必要があると、今回の件で私ら夫婦は肝に銘じました。

まだ小さなお子さんのいるあなたも、ご自分のお子さんに日ごろから注意をかけてあげて、家族みんなで笑顔で健やかにお過ごしくださいね。

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