iPhoneでもMVNOの格安SIMが使える!キャリアと支払い料金を比較してみた。

iPhoneでもMVNOの格安SIMが使える!キャリアと支払い料金を比較してみた。

先日のMVNOと格安SIMのことをご紹介した記事の中で、モバイル専門のリサーチ会社であるMMD研究所が調査した「今まで格安SIMにしなかった理由」が掲載されている記事を紹介したのですが、その理由の一つにこんなものがありました。

「iPhoneでも利用できるかわからなかったから/購入できない」

参考:MMD研究所
今まで格安SIMにしなかった理由トップ3は、「2年縛り」「理解不足」「通信速度」iPhoneユーザーは「iPhoneでも利用できるかわからない」が顕著

【MVNO】格安SIMにまだしてないの?いい加減キャリアから乗り換えませんか?非公開: 【MVNO】格安SIMにまだ乗り換えてないの?いい加減キャリアとの契約は終わりにしませんか?

格安SIMを使っていないiPhone利用者のうち、34.8%もの人が格安SIMをiPhoneで使えるかどうかわからないと回答したんですね。

やれやれ、まだこんなふうに思っている人がいるとは。結論から言ってしまうと、もちろんiPhoneでも格安SIMを使うことができます

というわけで今回は、3大キャリアと呼ばれるドコモ、au、ソフトバンクでの支払い料金と、格安SIMを利用した場合の支払い料金の差はどのくらいになるのか、新しいiPhoneに機種変更することを想定して比較してみようと思います。

これを機会に、iPhoneで格安SIMを使ったらキャリアとはどのくらい料金が違うのかをどうぞご覧になってみてください。

キャリアの “込み入った” 料金プラン

まず先に言い訳がましいことを言わせてもらうと、キャリアの料金体系ってとっても複雑ですね。利用年数によって割り引きが効いたり、学生割りとか家族割りがあったり光コラボがあったり。

家族割りなどはMVNOでも取り入れているところがありますが、キャリアと比べるとずっとシンプルなイメージです(あくまでイメージです)。

とはいえこんなことを言っていても埒(らち)が明かないので、さっさとキャリアの支払い料金をシミュレーションしていきますね。

比較する機種はiPhone 8(64GB)

比較するiPhoneの機種はiPhone 8(64GB)にしましょう。

先日(2018/2/3)のITmediaのニュースで、フラッグシップモデルのiPhone Xが総合ランキングのベスト10から姿を消したなんて報じられていますからね。

べっちー

やっぱりiPhone Xは高すぎるよね。

参考:ITmedia
携帯販売ランキング(1月22日~1月28日):総合ランキング、ついに「iPhone X」が姿を消す

というわけでこの総合ランキングの1位から3位までを独占しているiPhone 8(64GB)を比較対象の機種としてシミュレーションしてみたいと思います。

比較のために条件をなるべく揃える

3大キャリアは各社ともプランの選び方はさまざまですが、公平な比較のために、次の条件で揃えることにしました。

●2年契約
●基本プラン(電話)に1回あたり5分のかけ放題サービスを付加
●データ容量は最少のものを選択(ドコモ2GB、au3GB、ソフトバンク2GB)
●各種割り引きは適用しない
●補償サービスには加入しない

これらの条件はあくまで比較のためなので、補償サービスや割り引きサービス、下取り、キャンペーンなどについては考慮していないことをご了承くださひとりsれと、比較のために “おひとりさま” で利用することを想定して、家族割りなどのサービスも考慮していません。

なお、3大キャリアはそれぞれ端末価格がお得になる次のプログラムを2017年から展開しています。

・ドコモ「機種変更応援プログラム」
・au「アップグレードプログラムEX」
・ソフトバンク「半額サポート for iPhone」

ただしこれらのサービスは、途中で他社に乗り換えようとすると損をしかねない、ずっと同じキャリアを使う人向けのサービスなんですね。

よってこれらを比較対象にしてしまうと「おっ、こっちのほうが安いじゃん」と安易に思われて誤解されるおそれがあるため、今回は比較対象から外させていただきます。

さらに、初期費用やMNP転出にかかる料金、ユニバーサルサービス料なども、ややこしくなるので除外しています。

キャリアの支払い料金をシミュレーションしてみる

ドコモの場合

まず最初はドコモの料金プランをシミュレーションしてみましょう。

機種:iPhone 8
容量:64GB
契約形態:機種変更
基本料金:カケホーダイライトプラン 1,700円
コース:ずっとドコモ割コース
パケットパック:データSパック(2GB)3,500円
インターネット接続サービス:spモード 300円

基本料金合計:5,940円/月(税込)

機種代金:3,699円/月(税込・24カ月分割の場合)
月々サポート:△2,403円/月(税込)
下取り:△0円(下取り無し)

機種実質負担金:1,296円(税込)/月

利用料金+機種代金(実質負担金)+割引
月額:7,236円(税込)
2年:173,664円(税込)

※カケホーダイライトプランは、1回あたり5分以内の国内通話が24時間かけ放題のプランです。

参考:NTTドコモ
iPhone料金シミュレーション

auの場合

次はauの料金シミュレーションです。

契約方法:機種変更
機種:iPhone 8
容量:64GB
機種代金:3,810円(税込)×24回
下取りプログラム:△0円(下取り無し)
毎月割:△2,670円(税込)×24回

機種実質負担金:1,140円(税込)/月

料金プラン:スーパーカケホ 1,700円
データ定額:データ定額3(3GB)4,200円
インターネット接続サービス:LTE NET 300円

利用金額:6,200円/月(税込6,696円/月)

機種代金(実質負担金)+利用料金
月額:7,836円(税込)
2年:188,064円(税込)

※スーパーカケホは、1回あたり5分以内の国内通話が24時間かけ放題のプランです。

参考:au
iPhone|料金シミュレーター(データ定額・LTEプラン)

ソフトバンクの場合

最後にソフトバンクの料金プランのシミュレーションです。

契約方法:機種変更
機種:iPhone 8
容量:64GB
支払回数:24回払い
機種代金:3,930円/月
月月割:△2,810円/月

機種実質負担金:1,120円(税込)/月

基本プラン(通話):スマ放題ライト 1,700円
インターネット接続サービス:ウェブ使用料 300円
データ定額プラン:データ定額ミニ(2GB)3,500円

利用金額:5,500円/月(税込5,940円/月)

機種代金(実質負担金)+利用料金
月額:7,060円(税込)
2年:169,440円(税込)

※スマ放題ライトは、1回あたり5分以内の国内通話が24時間かけ放題のプランです。

参考:SoftBank
機種から料金プランを調べる|料金プラン|モバイル

格安SIMを使う場合、iPhoneはApple Storeで買う

さてここからはMVNOの格安SIMの支払いシミュレーションをしてみましょう。

ただし、MVNOのシミュレーションをする前にまずiPhone 8(64GB)を手に入れるところから始めなければなりません。

なぜならiPhone 8(64GB)を販売しているMVNOは今のところ(2018年2月現在)存在しないからです。

ではどこで手に入れるかというと、そうです、Apple Storeです。

「ええ~、キャリアみたいに端末を買うのと通信契約を一緒にできないの?」と思ったそこのあなた。はいできません。

すべてを一箇所で済ませたいというズボラなあなたはどうぞこれからもキャリアで契約をしつづけてください。

そうではなく、「いや、できるだけ支払額を低く抑えたい」というあなたはどうかこの先も読み進めていってください。

Apple StoreでiPhone 8を購入する場合の支払いシミュレーション

iPhoneはApple Storeのネットショップでも買うことができるので、Apple Storeの公式サイトにアクセスして、買うならこちらから購入しましょう。

●Appleの公式サイトはこちら
⇒⇒Apple(日本)

iPhone 8(64GB)の価格は78,800円です。税込だと85,104円です。

MEMO
iPhone Xほどでないにしろやっぱり高いものは高いですね。キャリアではなんちゃらサポートとかいって本体価格から割り引いて安く販売しているように見せていますが、あくまでそう見せているだけですからね。

これを一括で購入するのはぜんぜん構いませんが、8万5千円をポンとすぐ出せる方はあまりいらっしゃらないでしょう。そもそもこの金額を高いと思わない人であれば格安SIMにしようとは思わないでしょうし。

でもご安心を。Apple StoreでもiPhoneを分割払いで購入することができるのです。

そして今(2018年2月現在)ならば、12回払いまでなら実質年率0%で分割払いができます。

Apple Storeでチェックできるオリコローンのシミュレータでどうなるか調べてみると、支払い料金は次のようになります。

1回目:8,104円
2~12回目:7,000円
総支払額:85,104円

格安SIM(mineo)の支払いシミュレーション

ここまで長くなっていますが、ここからようやく格安SIMの支払いシミュレーションをしてみましょう。

シミュレーションするMVNOは、今回はmineo(マイネオ)を使ってみることにします。mineoは料金プランがシンプルなので比較にはもってこいだからです。

MEMO
キャリアの条件の一つに「5分かけ放題」があり、mineoのかけ放題オプションも同じ5分だと私は思っていたので比較するにはちょうどいいと思っていましたが、2017年10月からmineoでもほかのMVNOと同じようにかけ放題オプションの時間を5分から10分に拡張していました。

mineoへの支払いは次のようになります。

プラン:ドコモプラン(Dプラン)
タイプ:デュアルタイプ(データ通信+音声通話)
基本データ容量:3GB
基本料金:1,600円

オプション:10分かけ放題・850円

基本料金+オプション
月額:2,646円(税込)
2年:63,504円(税込)

●mineoの公式サイトはこちら
⇒⇒mineo Dプラン シングルタイプ 5GB

ちなみにこの料金、比較のために10分かけ放題オプションをつけていますが「そんなに電話なんかしないから必要ないぜ」という場合には別に付けなくても大丈夫です。そうすると支払い額はもっと安くなりますよ。

iPhone本体代金と格安SIMの通信料金を合わせた合計支払い料金

上記のmineoの支払い料金はモバイル通信のみの料金なので端末代が含まれていません。

よって先ほどシミュレーションしたiPhone 8の支払い料金をmineoの支払い料金に加えてみましょう。そうするとすべての支払い料金がいくらになるのかがわかります。これにより3大キャリアの支払い料金とフェアに比べることができます。

● iPhone 8(64GB)の支払い料金
1回目:8,104円
2~12回目:7,000円
総支払額:85,104円

● mineoの支払い料金
月額:2,646円
2年:63,504円

● iPhone 8とmineoの支払い料金を合算
1カ月目:10,750円
2~12カ月目:9,646円
13~24カ月目:2,646円
2年総支払額:148,608円

3大キャリアと格安SIMの支払い料金を比較する

キャリアと格安SIMの月の支払額と2年(24カ月)の総支払額をこちらで改めて並べて比較してみましょう。

● ドコモ
月額:7,236円
2年:173,664円

● au
月額:7,836円
2年:188,064円

● ソフトバンク
月額:7,060円
2年:169,440円

● mineo
1カ月目:10,750円
2~12カ月目:9,646円
13~24カ月目:2,646円
2年総支払額:148,608円

iPhoneの支払い方法がキャリアで購入する場合(24回払い)とApple Storeで購入する場合(12回払い)とで異なるので、格安SIMを利用する場合だと1年目の支払いがキャリアよりも高くなってしまいます

しかしiPhone本体の支払いを完済したあとは格安SIMの支払いだけになるので、2年目の月額の差が上のとおり段違いになります。

これにより総支払額もiPhone本体をApple Storeで購入し、格安SIMを利用したほうがキャリアよりも安くなるんですね。

具体的にキャリアと格安SIMの総支払額の差は次のようになりますよ。

● ドコモとmineoの総支払額の差
25,056円(173,664円-148,608円)

● auとmineoの総支払額の差
39,456円(188,064円-148,608円)

● ソフトバンクとmineoの総支払額の差
20,832円(169,440円-148,608円)

いかがでしょうか。2年間で約2万円から約4万円の差額となりました。これを安いと思うか、高いと思うかはあなた次第です。

個人的にはけっこう馬鹿にならない差だと思いますけどね。

これだけの差額分でほかに何ができるだろうと想像してみてください。けっこういろいろなことができるのではないでしょうか。

それでもやっぱり私はAndroid派

今回は・・・

●格安SIMはiPhoneでも使える
●iPhoneはApple Storeで購入できる
●格安SIMを使ったほうがキャリアより総支払額が安くなる

ことを紹介してまいりました。

「スマホはiPhoneを使っているけど、格安SIMが使えるかわからなったし、支払い料金の差がどれくらいになるのか自分で比較するのも面倒・・・」という方にとっては少しは役立てていただけたのではないでしょうか。

でもまぁ私はiPhoneではなくAndroid、しかも格安スマホで十分ですけどね。だってiPhoneと比べると格安スマホのほうが本体価格がものすごく安いですから。

私は今「HUAWEI nova lite」という機種を使っていますが、これなんて19,900円(税込21,492円)でした。iPhone 8と比べるとなんと約4分の1の価格ですよ。

やれることには大した違いがあるわけではないのに、これはなんということでしょう(笑)

そんな「HUAWEI nova lite」ですが、近々「HUAWEI nova lite 2」という後継機種が発売されることがわかりました(販売予想価格は25,980円)。

HUAWEI nova lite 2

「HUAWEI nova lite 2」は、例えばBIGLOBEモバイルというMVNOでも格安SIMとセットで購入することができるんですが、BIGLOBEモバイルでスマホ本体と格安SIMを購入するとキャッシュバックが10,800円受けられますからね。

これをスマホ本体からの割り引きとみなすと、スマホ本体をさらに安く買えるってことになるわけです。

●BIGLOBEモバイルの公式サイトはこちら
⇒⇒【BIGLOBEスマホ】 最大10,800円キャッシュバックでオトクにお使いいただける特典実施中!

このスマホの価格差、もう何がなんだかわかりませんね(笑)

というわけでiPhoneをこよなく愛する皆さん、格安スマホには無理にしなくても構いませんが、格安SIMにしてみてはいかがでしょうか?

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