キレやすい上司は部下が些細な質問や確認をしただけでなぜかなぜキレるのか?

キレやすい上司は部下が些細な質問や確認をしただけでなぜかなぜキレるのか?

どうも皆さんこんにちは。仕事は理路整然とこなしたいと思っているべっちー(@momomomomoon)です。

しかし私がいくら仕事を理路整然とこなしたいと思っていても、仕事というのは多くの人と連携してやることが多いもの。そうすると、すべて理路整然といくとは限らないのも事実。

そんななかでももっとも困ってしまうのが、感情的になってすぐキレる人です。

とくに仕事で部下が些細な質問や確認をしただけなのにキレる上司などは、困るどころの騒ぎではありません。

部下にとっては目の上のたんこぶで、悪くすると部下は心を病んでしまいます。

というわけで今回は、部下からの些細な質問や確認に対してキレて応対するダメな上司が、なぜキレてしまうのかをお送りします。

質問や確認をすると「なぜわからないんだ!」とキレる

理不尽

上司が部下に指示を出す。これは仕事をする上でのごくあたりまえのやりとりですよね。

しかし上司の指示の内容が部下にとって理解不能、または理解不能とまではいかなくても間違いを回避するために、部下から上司に向けて質問や確認をすることもよくあるでしょう。

ところがそんな上司のなかには驚くことに、部下からの質問や確認に対して理不尽な応対をする人がいます。「なぜわからないんだ!」「普通わかるだろ!」などと言って。

理不尽な対応……それが今回のテーマである「キレる反応」です。

2018年10月15日の東洋経済にこんな記事が掲載されたので引用してみます。

『よくあるやり取りは、「空気を読めよ!」「雰囲気で察しろ!」「1つ聞いたら、大体分かるだろ!」「何年働いているんだ!」「あれあれ、それそれ!」「いつものようにお願いします!」といったものです。』

出典:「言った、言わないで」で争う営業に欠けた視点 ビジネスで「察してほしい」は通用しない|東洋経済オンライン

この記事は上司と部下ではなく、営業マンとお客さまとの間のやりとりが主なテーマですが、記事では、

『「ハイコンテクスト文化」とは、伝える努力をしなくても、お互いに相手の意図を察しあうことで、なんとなく通じてしまう文化のことです。あいまいな表現が多く、あまり多くを話さない傾向にあります。ハイコンテクスト文化の筆頭は、まさに日本人です。』

『この日本人特有のハイコンテクスト文化は、会社での仕事の進め方だけではなく、人との付き合い方、家族間の会話など、日常生活でも浸透しています。』

と、日本人の日常生活に浸透している「ハイコンテクスト文化」について説明しています。たしかにその通りですよね。

上記の「空気読めよ!」以下の応対は、どのようなシチュエーションかは判断できませんが、これが部下からの質問や確認に対する上司の応対だとしたら、これがいわゆるキレる反応です。

もちろん上司にも言い分はあるでしょう。「部下が何度も同じ質問をしてくる」とか「仕事をまるで覚えようとしない」とかね。なかには部下の成長を促すためにあえて怒っているという人もいます。

でもだとしてもキレなくてもいいのに、ビックリマークを付けるほどエキサイトすることじゃないのに、と思うんですよね。感情的になる必要がありますかね。

キレるのは心理学で言うところの「投影」

投影

上司に対して部下が質問や確認をするのは仕事を滞りなく進めるためです。

もちろん質問や確認をしないで、かつ仕事が滞りなく進むのならば、これに越したことはないでしょう。

しかし部下からしたら、仕事が滞ると思っているからこそ上司に質問をするのです。後で何らかのトラブルが発生しそうだから上司に確認を取るのです。

しかし部下がそれらをするとなぜか不機嫌になる上司がいます。挙句の果てに部下を怒鳴ってキレる始末。

なぜ質問や確認をされただけで不機嫌になるんですかね。心に闇でも抱えてるんでしょうか。

実はこれ、心理学でいうところの「投影」というやつです。

心理学における投影とは、自己のとある衝動や資質を認めたくないとき(否認)、自分自身を守るために、他の人間にその悪い面を押し付けてしまう(帰属させる)ような心の働きを言う。

出典:投影|wikipedia

ウィキペディアではこのあと「責任転嫁」について触れられているんですが、すぐにキレる上司は部下に責任転嫁しているわけです。

「自分は悪くないやい! 悪いのは自分の思い通りに事を運べないお前だい!」

というような感じで。まるでガキですね。

そりゃあんたの説明の仕方が下手だからだ

説明

部下から質問や確認をされたら、上司は感情的になどならずに淡々と答えればいいものの、つい感情的になってキレてしまう。

これは「投影」がそうさせていると先ほどお話しました。投影には「自己のとある衝動や資質を認めたくないとき」とありますが、キレる上司はいったい何を認めたくないのでしょう。

上司はですね、自分が「説明下手であること」を認めたくないのです。

上司の説明の仕方が下手なものだから、部下は上司に渋々質問や確認をしに行きます。しかし上司はこれに対して、自分のウィークポイントである説明下手の部分を責められたように感じてしまうんですね。

上司は心のなかでこう思ってしまいます。「質問なんぞしにきやがって。こいつは自分の説明が下手だと言いたいんか? んあぁ?」と。

まるで、見てもいないのに「何見てるんだコラァ!」と言い返してくるチンピラみたいなものですね。図星をつかれたような気がして怒っているというわけです。

こんなふうに思ってしまうものだから、導火線に火が点いて瞬時に爆発してキレてしまうんですね。

「自分は説明下手だから」と言って自分を正当化しないでください

正当化

自分の説明下手を自分できちんと認識している人もなかにはいます。

しかしそれでも、その説明下手を改善する気がないからか、自分を正当化しようとする人がいます。

私も以前、自分の説明下手を正当化して居直られた経験があります。

その方は、ご自分が若いときの説明下手エピソードを語っていらっしゃいました。昔、自分がある人にがんばって仕事のことを説明したところ「何を言ってるのかわからない」と怒られたんだそうです。それ以来説明することに苦手意識を抱くようになってしまったんだとか。

それは気の毒なことだとは思いますけどね、だからといって居直ったって仕方ないじゃないですか。

説明下手なら上手になるようにすればいいのにね。

キレるのは責任転嫁の手段。そして自分を正当化し、自省することがない

先ほども少し触れましたが、キレるのって相手への責任転嫁です。「自分は悪くない。悪いのはお前だ」ってね。

自分には落ち度がないと”思っている”……というよりそう”思いたい”んですね。

相手にキレて、その相手に反省を促したりしますが、本人は自分には落ち度がないと思っているので反省なんぞしやしません。

向上心などどこへやらの思考停止状態です。

そしてまたいつか、この上司がいるところで同じことがまた繰り返されます。

キレグセのある上司とは円滑なコミュニケーションは期待できない

落ち込む

上司に質問や確認をするだけでキレられます。

しかし質問や確認をしなくてもやっぱりキレられます。「どうして質問しに来なかったんだ!」みたいに。

いやいや、あなたがキレるからでしょうがと傍から見ていると思いますが、本人には自覚症状がないものですから、周りにいる人は困ってしまうんですよね。

部下は些細な質問でも戦々恐々とする羽目に陥ります。質問をするときっとキレられる。しかし質問をしなくてもキレられる。八方ふさがりです。

いずれにせよ、部下はもうこの上司とは話なんてしたくないと思うようになります。

こんな上司とは円滑なコミュニケーションなど望むべくもないのです。

そしてその部下は転職を考える

転職

なにかとキレる上司の理不尽さに振り回される部下。

部下はそうすると常に上司の顔色をうかがうことになります。

そのうち部下は、「自分はいったいなんのために仕事をしているのだろう?」と自問自答するようになります。

部下のなかにはだんだんと精神を病んでいく人もいます。

果ては鬱病か、はたまた最悪の場合は……。

精神を病むか、もしくは「仕事を辞めよう」と思うようになります。

というか、こんな理不尽な上司のもとで仕事をするくらいならば、もっと別な環境のほうが輝けますよ絶対。だから今の仕事を辞めて転職したほうがいいです。

おわりに:ダメ上司を反面教師にするしかない

今回は、些細なことですぐにキレる上司はなぜキレる? ってことをお送りしてきました。

でも、なぜキレるかはわかっても、この上司にキレることをやめさせることはかなり難しいのが現実なんですよね。

人というのは自分の悪いところを自分で気づいてなおそうとしない限り、なおるものではありませんからね。

上司から部下なら指導という形で改善させやすいんですが(もちろんこれだって一筋縄ではいかないでしょうけれど…)、部下から上司に指導なんて、日本の企業ではほぼ許されませんからね。

だから部下ができるのは、こんなダメ上司を反面教師にして、自分の成長の糧にするしかないんですよ。

ここで学ばずに自分も上司と同じような道を辿るか、または学んで正しい道を行くか……。これについてはまたいつかお話したいと思います。

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