日常的になんとなく感じるその疲れ、ひょっとして“逆に”運動不足が原因かも…?

日常的になんとなく感じるその疲れ、ひょっとして“逆に”運動不足が原因かも…?

あなたが日常的に感じているその疲れ、ひょっとすると、逆に、運動不足が原因かもしれません。

べっちー

逆にってなんだよ!

だってですよ、一般的には運動したほうが疲れるって思われてるじゃないですか?

聞くところによると、疲れるからといって椅子から絶対に立ち上がろうとしなかったり、

出掛けると疲れるからといってたまの休みなのに家の中でゴロゴロしておきながら夕方ごろに「何もしてないのに疲れた」なんて言っちゃう人もいるそうですよ。

とんだ由々しき事態ですね!

べっちー

それ、ひょっとして自分のことなんじゃ…?

そんなことはさておき、あなたはいかがですか?

でも、日常的に感じている疲れって、運動不足を解消したら疲れも解消するかもしれないってご存知でした?

というわけで今回は、日常的の疲れは、軽い運動をあえてしたほうが解消できますよ、ってことをお話していきます。

なんとなくの疲れの原因

まず最初に、なんとなく感じる疲れの原因についてお話していきましょう。

疲れの原因1. 筋肉の凝り

筋肉の凝り

デスクワークや車通勤などによって日ごろからカラダを動かす機会が少ない。

最近ではそんな人が多くいます。

文明の利器と長年培ってきた自分なりの効率化によって、現代ではカラダを動かさなくてもある程度の生活ができてしまいますからね。

あなたはいかがでしょうか?

カラダを動かさないのを習慣化してしまっていると、少しでもカラダを動かすとすると「疲れそう…」という気持ちになります。

たまの休みに家族から「出かけたい!」と懇願されて、しぶしぶ出かけはするけれどやっぱり疲れるという人も多いでしょう。

「疲れそう」「疲れた」という意識をいつも抱いてしまうとそのうち「省エネでいこう」と思って、なるべくカラダを“動かさないようにしよう”という意識が働いてしまうんですよね。

そうするとさらにカラダを動かさなくなるわけです。悪循環ですね。

でも、疲れるからといってカラダを動かさらないでいると、筋肉が凝り固まっていきます。

「肩が凝った」
「背中がダルい」
「腰が重い」

などの症状は、病気でなければほとんどの場合、カラダを動かす機会が少なすぎることが原因です。

カラダの凝りやダルさや重さをあなたの脳が「疲れ」を感じさせてしまうのですね。

疲れの原因2. ストレス

ストレス

疲労には大きく分けて、

● 末梢性疲労(まっしょうせいひろう)
● 中枢性疲労(ちゅうすうせいひろう)

という2種類が存在します。

参考 「疲労物質=乳酸」はもう古い|「疲れ」はどこから来るのかHUFFPOST

末梢性疲労は運動などでカラダを動かしたときに感じる疲労。私たちが認識している「疲れ」はこの末梢性疲労のほうを主に指します。

一方の中枢性疲労は『肉体的な限界に至る前に感じられる疲労』とあります。こう言われてもなんだかよくわかりませんが、ざっくりいってしまうと脳疲労のこと。つまり精神的な疲れですね。

精神的な疲れの原因は主にストレスです。

ストレスとは、外部から刺激を受けたときに生じる緊張状態のこと。

「怒られた」、「不愉快な思いをした」などのネガティブなことだけではなく、進学や転校、就職や転勤、結婚や離婚、出産や高い買い物などの人生の一大イベント的なこともストレスになりえます。

これだけでなく、大勢の人の前でスピーチをする、クルマの運転をする、幼い子どもと一緒に出かけるなど、リラックスしているときと比べると“気を遣う”場面もストレスになります。

そう考えると、私たちの日常生活は“ストレスまみれ”ともいえますよね。

そのため、自分では自分のことを「ストレスに強い」と思っている人でも、気が付かないうちにストレスを溜め込んで精神的に疲弊しているなんてこともよくあること。

“精神的に疲弊”とあるとおり、ストレスが溜まると疲労感をおぼえます

肉体的な疲労ではないため、上手にストレス解消ができないでいると「なんだかよくわからないけど疲れてる」みたいに思うんですね。

なんとなくな疲労の解消方法「軽い運動」

● 筋肉の凝り
● ストレス

による疲労感を両方とも解消させられるとっておきのモノがあります。

それが軽い運動です。

「えっ!? 運動? イヤなんですけど…」

と思っちゃいますか?

でもそうは言っていられませんよ。カラダを動かすことが人間の本来のあり方ですから。

それに運動は軽くでいいんです。

逆に激しい運動だと、先程のお話に出てきた末梢性疲労を強く感じることになります。だから激しいのはおすすめしません。

それにストレスをたくさん溜め込んでいる人に、

熱血先生

今から100メートル全力疾走!

とか

熱血先生

10km走ろう!

なんて言ってもストレスがさらに増えるだけです(笑)

だから軽い運動で構いません。

運動をすると凝り固まった筋肉をときほぐす物理的な効果があるとともに、メンタルヘルス面では、

● 脳内にセロトニンなどの神経伝達物質が分泌されて安らぎがもたらされる
● 日頃と異なる刺激により気分転換ができてネガティブな考えを忘れられる
● 満足感や達成感が得られて前向きになれる

という効果があります。

参考 運動とメンタルヘルス心も体も健康に - 社会保険出版社

軽い運動で、

● 凝り固まった筋肉をときほぐす
● ストレス解消

という一挙両得な効果を狙いましょう。

「軽い運動」ってどのくらいの軽さがいいの?

ところで、

「軽い運動と言ってもどのくらいの軽さならいいの?」

と疑問に思う人がいるかもしれません。

だからここではどのくらいの軽さがいいのかをご紹介しましょう。

次の2つの条件を満たすくらいの運動が軽い運動です。

● 呼吸が乱れない
● じんわりと汗をかく

呼吸が乱れてしまうのは運動強度が強すぎるから。呼吸や心拍数が少しくらい上がるのは良いですが、呼吸が乱れるくらい心拍数が上がってしまうのは良くありません。

補足
ただし、持久力や体力をアップさせるために心肺機能を上げるためには心拍数をある程度上げる運動をする必要があります。

汗をかくのは体温が上がるから。汗をじんわりかくくらいの体温上昇を見込める運動が良いです。サウナに入ったときのような滝のような汗をかく必要はありません。

補足
サウナで汗をかいても運動したうちには入りませんが、ストレス解消ができるならサウナもそれなりの効果があるでしょう。

具体的な「軽い運動」

軽い運動として、具体的にはどういった運動をすればいいでしょうか。

有酸素運動
● ウォーキング
● スロージョギング
● 四股踏み
● 踏み台昇降運動
そもそも「有酸素運動」っていったい何?ダイエット以外の素晴らしい効果もてんこ盛りそもそも「有酸素運動」っていったい何?ダイエット以外の素晴らしい効果もてんこ盛り
無酸素運動
● 強度の低い筋トレ

手軽にできる運動を挙げてみました。

ウォーキングは散歩とはちょっと違います。可能なら腕を大きく振り、歩幅は広めに、さらに散歩より速度を上げて歩くのがウォーキングです。

「ウォーキングだと強度が足らない」という人はスロージョギングがいいでしょう。スロージョギングは一緒に走る人とおしゃべりができるくらいの心拍数を維持しながらゆっくりの速度で走るジョギングです。

私が実践しているのは四股踏みです。四股踏みは慣れるまでに少し時間がかかるかもしれませんが、鍛えにくい内転筋などの筋肉を鍛えることもできる運動です。しかも室内でできるのもいいところ。

効率よく内臓脂肪を減らすために自宅で道具無しでできるスロースクワットと四股踏みにチャレンジしてみる効率よく内臓脂肪を減らすために自宅で道具無しでできるスロースクワットと四股踏みにチャレンジしてみる

「四股踏みはちょっと…」という人は、同じ室内でできる踏み台昇降運動がおすすめです。道具が必要ですが、単純な動きでかつ狭い場所でもおこなえるのがいいですね。

なお、軽い筋トレは血流アップと筋肉をほぐす効果、それとストレス解消にもなり、ダイエットをしている人には脂肪燃焼の補助運動にもなるのでおすすめです。

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おわりに:日常的に運動するのが人間らしさへの回帰

人間らしさへの回帰

一昔前までは生活するのに自分の身体能力を発揮するのは当たり前のことでした。しかし今では脚を使わなくても移動できるし、家事は家電製品がサポートしてくれます。これによって身体能力はどんどん衰える一方です。

しかも生活が便利になった分、人々はカラダを動かす以外のことに労力を割くようになり情報は増え、このことがストレスが多い状況をつくっているような気がします。

だから現代では「毎日なんとなく疲れている」と感じている人が多いのかもしれません。

カラダを動かさなくても生活できるとはいえ、文明の発展に合わせて人間の身体は進化しているわけではありません。

よって身体を一昔前のようにある程度動かさないでいれば、身体のなんらかの異常が発生してしまうのは道理です。

だからといって一昔前の生活スタイルに戻すのは到底不可能なこと。それならば“不足分を補う”ために、意図的にカラダを動かすしか問題解決の道はありません

あなたのカラダのトラブルを解消することはもちろん、“人間らしい”生き方を取り戻すためにも日常生活に運動を取り入れてみてはいかがでしょうか。