スマートフォンのモバイル通信では格安SIMのLINEモバイルを利用しているべっちーです。
楽天モバイル、mineo、OCNモバイルONE、UQモバイルなどの格安SIMはたくさんありますよね。










でもなぜ私がLINEモバイルを使っているかというと・・・
LINEモバイルなら、LINE、Twitter、Facebook、Instagramという主要SNSアプリの通信量がゼロになるから!!
何を言っているのかよくわからないって? よろしい、それでは説明していきましょう(笑
というわけで今回は、LINEが提供する格安SIMサービス「LINEモバイル」についてお送りしていきます。
目次
今さら訊けない! 格安SIMの「データ容量」って何?
格安SIMは “格安” と言われるだけあって月々の利用料金が安いのが最大の特徴ですよね。月額約1,000円とか、中には500円以下の安いプランもあります。
しかし月額利用料が安い反面、料金の安さに比例して月々の「データ容量」が少なくなるのも格安SIMの特徴です。
データ容量とは、今では若い人たちの間でなぜか「ギガ」と言われているアレのことですね。
今さら言わなくても多くの人が知っていることでしょうが、インターネットを使うと、端末とネット回線との間でデータのやりとりがされています。ウェブサイトのページを1ページ開くだけでもそのページに書かれている文章や表示されている画像などのデータを自分の端末の画面上に「ダウンロード」という形でデータを受信しているんですね。
人には一人ずつ体重というサイズがあるのと同じように、データにも一つずつサイズがあり、自分の端末にデータをダウンロードすると、受信したすべてのデータを合計したサイズを受信したということになるんですね。
家庭に引く光ファイバーの光回線などの固定回線の場合はこのデータ受信サイズに制限はないことがほとんどですが、格安SIMの多くはデータ受信サイズの上限が設けられているんです。
この上限が「データ容量」というやつです。
格安SIMでは月額料金が約1,000円だとデータ容量は3GBのことが多いのですが、この場合だとひと月に受信できるデータの上限は3GBということになるんですね。
じゃあ3GBってどういうデータをどのくらい受信するとそうなるの? と思うかもしれませんがこれを説明すると日が暮れるのでややこしい話は今回はここまでにしておきましょう。
データ容量を使い切ると帯域制限になりネット通信が低速になる
インターネットでやりとりされるデータというのは一般的には区別されておらず、動画を見たり、ウェブサイトを閲覧したり、SNSで友達とやりとりしたり、その他のアプリを使ったりすれば、それらのデータを受信した分だけ自分が保持しているデータ容量が消費されていきます。
自分が保持しているデータ容量の上限が3GBだとすると、データを受信するごとに3GBが消費されていくんですね。
YouTubeに代表される動画を見るとデータ容量をすぐ使い切ってしまうのは、動画のデータサイズが他のデータのサイズと比べてかなり大きいから。
データを受信することにより自分が保持しているデータ容量を使い切ってしまうと、データのやりとりをするための速度が急降下する帯域制限という制限がかけられてしまいます。
こうなると後から追加でデータ容量を買い足すか、他人からもらうかという手段をとらない限り、データ容量が再びリセットされる翌月になるまでの間は帯域制限による低い速度のもとでインターネットをするしかなくなってしまうんですね。
mineo公式サイト⇒あなたのスマホそのままで使える!mineo
LINEモバイルの「カウントフリー」で主要SNSアプリの通信量がゼロになる
しかしLINEモバイルには他の格安SIMにはない特別なサービスが設けられています。
それが、LINE、Twitter、Facebook、Instagramという主要SNSの使用データがゼロになる「カウントフリー」という名称のサービスです。
カウントフリーを詳しい説明すると、LINEモバイルを利用しているときにこれらのSNSサービスを使うとデータ受信や送信はされるけれど、ここでSNSサービスを使用した分のデータサイズはノーカウント扱いになるので、データ容量が消費されずに済むんですね。
しかもカウントフリーは、先ほどデータ容量を使い切ると帯域制限により低速になってしまうと言いましたが、帯域制限中であってもこれらのSNSサービスを使用するときに限って低速にはならないというメリットもあります。
これにより「今月は動画を見すぎちゃったから帯域制限でネットがおっそいんだよね」という場合でもLINE、Twitter、Facebook、Instagramは高速のまま使えるということなんです。
近年では特に若い方の間ではこれらのSNSサービスは必須のツールとなっているので、これらを快適に使えるか使えないかは死活問題でしょうから、SNSをよく利用する人にとってはLINEモバイルのカウントフリーはなんともうれしいサービスというわけです。
LINEモバイルのプランとプランごとの月額料金
さてそれでは次にLINEモバイルのプランとプランごとの月額料金をチェックしてみましょう。
LINEモバイルのは全部で次の3つのプランがあり、それぞれの特徴は以下のとおりです。
● LINEフリープラン
・もっとも低額なプラン
・カウントフリーになるのはLINEのみ
・データ容量は1GBの1種類のみ
・データSIMでは「SMS無し」を選ぶことができる
● コミュニケーションフリープラン
・LINEモバイルの中核プラン
・LINE, Twitter, Facebook, Instagramがカウントフリー対象
・データ容量は3GB, 5GB, 7GB, 10GBの4種類
・データSIMでは「SMS無し」を選ぶことができない
● MUSIC+プラン(ミュージックプラスプラン)
・コミュニケーションフリープランに加えて「LINE MUSIC」の音楽データダウンロードもカウントフリー対象
※ただし「LINE MUSIC」の月額利用料は別途
月額料金はプランごと、そしてデータSIM・音声通話SIMごとに次の表のとおりです。
LINEモバイルのオプション
ここではLINEモバイルのオプションについての解説をします。
端末保証と持込端末保証
「端末保証」と「持込端末保証」は、使用している端末が故障などのトラブルに万が一見舞われたときの保証サービスです。
端末保証はLINEモバイルにて端末を購入した場合にのみ加入できるサービスです。(月額料金450円)
持込端末保証はLINEモバイル以外で端末を用意した場合にのみ加入できるサービスです。(月額料金500円)
「LINE MUSIC」を割引利用できる
LINEの別途サービスである「LINE MUSIC」を、コミュニケーションフリープランとMUSIC+プランの加入者のみ割引料金で利用することができます。
● LINE MUSICの月額料金
通常889円(税込950円)⇒ 750円
LINEモバイルの音声通話SIMと音声通話SIMのオプション
ここではLINEモバイルの音声通話SIMと音声通話SIMのオプションについて解説します。
MNPが可能
音声通話SIMでは他の通信事業者からのMNPが可能です。
通話料金は30秒につき20円
LINEモバイルの音声通話SIMの通話料金は30秒ごとに20円がかかります。
専用アプリ「いつでも電話」を使うと通話料金が10円/30秒
スマホで普通に電話をかけると先ほどお話したように通話料金は20円/30秒かかりますが、LINEモバイルから提供されているアプリ「いつでも電話」を使うと通話料金が半額の10円/30秒となります。
このサービスは、LINEモバイルの音声通話SIMの利用者ならば誰でも追加料金なしで適用されます。音声通話SIMを使っているならぜひ活用したいですね。
音声通話SIMのオプション
LINEモバイルの音声通話SIMのオプションとその月額料金は次の表のとおりです。
電話を多くかける人向けの「10分電話かけ放題オプション」
LINEモバイルの通話料金は20円/30秒なので電話をよくかける人にとってはこのままだとひと月の通話料金が高額となる可能性があります。
そこでLINEモバイルには「10分電話かけ放題オプション」というオプションサービスが用意されています。
このオプションに加入すると、かけた電話の通話料金が一回の電話につき10分まで無料となります。10分以内であれば1日に何度電話をかけても通話料金が無料となります。
ただしこの「10分電話かけ放題オプション」は基本月額料金とは別に月額880円(税抜)がかかり、本オプションを適用させるには専用アプリ「いつでも電話」を使用する必要があります。
ひと月に880円分以上の電話をかけるならばこのオプションに加入しておいたほうがトータルの月額料金を低く抑えることができます。
なお、一回の通話時間が10分を超過した場合は通話料金が発生しますが、このときの料金は「いつでも電話」を利用しているので30秒につき10円となります。
通話明細
「通話明細」は通話に関する明細が確認できるサービスです。
通話に関する明細の項目は、日付、利用時刻、通話先電話番号、通話時間、通話種別、通話料金の6つです。
通話種別には国内通話か国際通話かという種別のほかにも「いつでも電話」「10分電話かけ放題」という種別もあるのでどのような発信をしたかを細かくチェックすることができます。
なお、通話明細は過去6カ月分の内容を確認することができます。
さらに、通話明細の郵送はないのでご注意ください。
LINEモバイルには向かない人
ここまで駆け足でLINEモバイルについて紹介してきましたがいかがでしょうか? LINEモバイルに興味が出てきましたか?
カウントフリーをはじめとしてLINEモバイルにはオススメな要素がいくつかありましたが、そんなLINEモバイルですが誰に対してもオススメというわけではありません。
そこでここではLINEモバイルをオススメできないのはこういう人! ということをご紹介していきましょう。
というよりすでにおわかりと思うんですけどね。
LINEモバイルをオススメできない人は、それはそう、あまりSNSをやらない人です。もしくはまったくSNSをやらない人。
その理由はLINEモバイルのカウントフリーの恩恵に預かれないのでもったいないからです。
しかもLINEモバイルはカウントフリーがある分、他の格安SIMと比べてちょっぴりだけ月額料金が高いんです。100円くらい。
でも少しでも安いほうが良かったり、カウントフリーよりも他の独自サービスのほうが魅力的だと思うのならば、他の格安SIMにしておいたほうがいいかもしれませんね。
SNSをあまりしない私がLINEモバイルを使っているならワケ
SNSをしない人はLINEモバイルではなくて他の格安SIMがいいですよなんて言っておきながら、実は私もそんなにたくさんSNSをしているわけではないのにLINEモバイルを使っています。
それどころか、ひと月のデータ容量は余るほど余裕があるから帯域規制になることもないのでカウントフリーの恩恵に預かるような機会もないんですよ。
それなのになぜLINEモバイルを利用しているかというと、混雑しがちなランチタイムにも安定した速度でデータ通信ができているからなんです。
LINEモバイルの前には他の格安SIMを利用していたことがあるんですが、そのときはランチタイムに速度が激遅になりネットができないといったことがあったんですよね。
ところがLINEモバイルに変更したところ、ランチタイムでも安定した速度で快適なネット利用ができたんです。
というわけでここ最近はずっとLINEモバイルを使っています。
でもこれは、「グンマー」と言われて一部からは外国のような扱いを受けている群馬県にいるからかもしれません。
私の中では優秀なLINEモバイルも、人口密集地の都市部では他の格安SIMと同じようにランチタイムには速度が遅くなるなんて意見がありますからね。
だから私のこの意見を鵜呑みにして完全に信用してはいけませんよ(笑
LINEモバイルでも端末の分割払いが可能に!
ところでLINEモバイルはSIMカードだけではなく端末販売もしています。
以前は一括払いでしか販売されていなかった端末ですが、LINEモバイルでも2017年10月から端末の購入に分割払いも選べるようになりました。
端末の購入方法が一括払いだけのときは、SIMと端末のセットで購入すると初期費用が高くついてしまうので、あなたやみなさんにオススメするのはちょっと抵抗がありました。
ところが分割払いも可能になったので、これでLINEモバイルをオススメしやすくなりましたよ。
なお、LINEモバイルでは常時多くのAndroid端末ラインナップを揃えていて、私がいつも使っているHUAWEI nova liteも月額861円(税抜・2017年12月現在)で販売されているのでとても買いやすくなっています。
おわりに
今回は格安SIMのLINEモバイルについてお話してきましたがいかがだったでしょうか。
LINEモバイルはなんといってもLINE, Twitter, Facebook, Instagramという主要SNSのデータ通信量がカウントされない「カウントフリー」が最大の特徴です。
帯域制限に引っかかりがちだけどSNSだけはいつも快適に使いたいという方にはLINEモバイルが断然オススメです。
そんなLINEモバイルにもし興味が出てきたら、こちらの公式サイトを覗いてみてくださいね♪
LINEモバイル公式サイト⇒LINEモバイル
コメントを残す