ブログ執筆のツールはこれまでずっとEvernoteを使ってきました。

だけど、このたびMacBook Airを新しく手に入れたことによってちょっとした問題が起こってしまいました。
無料版のEvernoteアプリでは2台までのデバイスしか使えないんですよね。
これまではWindows PCとAndroidスマホの2台だけの利用だったので無料版Evernoteアプリでも事足りていました。
ところがMacBook Airが新しく加わったことによってデバイスが3台になったので、無料版のままではどれか1台がEvernoteアプリを使えないことに。
しかしだからといってEvernoteの有料版にアップグレードするほどではないんですよねぇ。
よって他の無料のメモ・ノートアプリに変更しようとなったわけです。
目次
メモ・ノートアプリの条件
私が挙げさせてもらったメモ・ノートアプリの条件は次のとおりです。
- 端末3台以上でも無料であること
- マルチプラットフォームかつ同期ができること
- メモ・ノートのグループ分けができること
- メモ・ノート一覧が見やすいこと
- 画像ファイルを登録する必要はない
- 他の誰かと共有する必要もない
マルチプラットフォームは私の場合いまのところWindows、macOS、Androidの3種類。
iPhone/iPadは所有していないのでiOSは対象としていませんが、今回取り上げるアプリたちはiOSを含めたマルチプラットフォームアプリなので、この点に関してはすべてクリアしているはずです(そうでなかったらゴメンナサイ)。
今回とりあげるメモ・ノートアプリ
というわけで今回とりあげるメモ・ノートアプリは次の4つです。
● Evernote
● Google Keep
● OneNote
他にもいろいろなアプリはありますが、あえてわざわざ他のアプリを使う必要性を感じないので、今回はメジャーどころのアプリを4つを紹介するにとどめますね。
それと、使わなくなるEvernoteも含んでいますが、これは比較のためです。
Simplenoteを使うことに
結論から言うと私はSimplenoteを使うことにしました。
なぜなら私が挙げた条件をすべてクリアしているから。
Evernoteには複数のノートをまとめられる「ノートブック」という機能があって便利です。しかしSimplenoteにはノートブックはない。
でもSimplenoteにはタグがあります。これにより記事のグルーピングは可能です。
「グループのグループ」みたいな入れ子にはできませんが、そこまでしたかったら他のアプリを使うほうが懸命です。
グルーピングはタグ程度で充分な私にはSimplenoteがベストという結論に至りました。
Simplenoteの良いところ
ここでは私がSimplenoteの良いなと思ったことを挙げてみます。
ダークモードへ切り替えが可能
Simplenoteのデスクトップアプリではダークモードに切り替えることができます。
私はWindows、MacともにダークモードにしているのでSimplenoteがダークモードに切り替えられるのは嬉しいですね。
ダークモードに目が慣れると、スタンダードな背景が白いライトモードは目の負担に感じてしまいますから(特にダークモードの画面をずっと見ている状態からライトモードを見るとさらに眩しく感じてしまう)。
長時間の執筆には目に優しいダークモードのほうが良いわけです。
Markdown使用可
SimplenoteはMarkdownを使うことができます。
Markdownとは、簡単に言うとHTMLのショートコードみたいなもの……かな。
たとえば大見出しである「h2」はHTMLだと「<h2>見出し</h2>」のように書かなければなりません。
でもMarkdownなら「## 見出し」のように簡単に記述できるんですよね。
つまり記事の文章を書きながら平行して記事内容の装飾もしやすいという利点がMarkdownにはあるわけです。
とはいえ私はブログ記事の下書きの時点ではあまり装飾は意識していません。
意識するのはそうですね、見出しのh2, h3, h4ぐらいでしょうか。
私は、文字を太字にしたり背景色の変更、リスト、表など挿入は下書きが終わってから記事公開直前に行うのでMarkdownの恩恵はそれほど受ける必要がないタイプのブロガーです。
下書きの時点から並行して装飾も意識したいという方はMacのMarsEditなどのエディタを使ったほうがいいと思います。
入力文字数がわかる
ブロガーにとって1つの記事の文字数がどれくらいになっているかはとても大事なこと。
文字数が多ければ多いほどいいというわけではありませんが、長いほうがSEOで有利だし、何よりモチベーションが高まります。
だからエディタで文字数がチェックできるのはありがたいんですよね。
これまで使っていたEvernoteでも入力文字数の確認はできましたが、Simplenoteでも可能です。
メニューのこのアイコン(
軽い
Simplenoteはこれでもかってくらいシンプルなアプリなのでとても軽いです。
軽量は正義! ですね。
私の環境では記録済みのデータ容量に違いがあるのでフェアな比較ではありませんが、私のスマホではEvernoteと比べるとSimplenoteは10分の1以下の容量でした。
Simplenoteの悪いところ
私にとってSimplenoteは神アプリなんですが、唯一の欠点があります。
フォントを変更できない
Windowsの標準フォントが好みではないので、できれば違うフォントに変更したいです。
でもSimplenoteはフォントを変更できません。
WindowsのSimplenoteのフォントはメイリオでした。
メイリオ…。メイリオねぇ…。
Macやスマホは標準フォントでも綺麗だから変更の必要はありません。
でもまぁ、これってSimplenoteの問題というよりWindowsの問題かもしれませんね。
今回使用を見送ったメモ・ノートアプリ
ここからはSimplenote以外のメモ・ノートアプリの紹介に移りましょう。
Evernote
繰り返しになりますが、私がSimplenote以前に使っていたのがEvernoteです。
デスクトップアプリはデバイス2台までしか使えないEvernoteですが、ウェブ版も併用すれば2台を超えても使えることは使えます。
でも私の個人的意見としてあまりウェブ版は使いたくないんですよね。
なぜならタブを切り替えるのが面倒だから。
世の中には「タブで切り替えるほうが便利」と言う人もいるが私はそうではありません。
メモ・ノートのデスクトップアプリとWebブラウザなどの他のアプリを並べて使いたいのが私の希望。
PCならブラウザの複数ウィンドウ、または異なるブラウザを使い分けるなんて方法ならEvernoteとブラウザを並べて使うこともできるけれど……。
ここまで来ると好みの問題ですね。
※ は以前に書いた記事です。
Google Keep
Google KeepはGoogleのメモアプリです。
Google Keepはノートというより、まさしくメモという感じのアプリです。
そのため一覧表示が私好みではないんですよね。私からするとGoogle Keepはまるで付箋アプリです。
私の好みは一覧には記事タイトル(+α)で表示してもらいたいんですよね。
でもGoogle Keepにはタイトルという概念がなく付箋シールがベタベタと貼られているような見た目なので好みではありません。
OneNote
MicrosoftのアプリであるOneNote。
MicrosoftのOneNoteだけれどもMacやiOSでも使えるれっきとしたマルチプラットフォームアプリです。
しかしなぜでしょうか、私のWindows PCではOneNoteをまともに使えません。
MicrosoftのアプリなのにWindows PCで使えないという不思議なことが起きています。他のプラットフォームならちゃんと使えるんですけどね。
インストールはできるし起動もちゃんとするんですが、OneNoteで日本語を入力しようとすると「IMEが無効です」となってしまいます。
だから日本語を入力することができないのでまともに使えないというわけです。
これは私のWindows PCがおんぼろだからでしょうか。
でも使えないのでは意味がないのでOneNoteは見送りとなりました。
それにOneNoteは心持ち重い気がします(Evernoteも重いです)。
でもまぁ、これによってより軽いSimpleNoteを使うことになったので、OneNoteが使えないのは怪我の功名かもしれませんね。
そのため同社のアプリへの信頼性が私のなかで猛烈に低下しています。
とはいえそれは私がおんぼろPCを使っているからかもしれません。そうだとしたらこれは逆恨みと言えます(笑)
きっとSurfaceなどの新しいデバイスを使えば問題なく使えるのでしょう。だから決してMicrosoftが悪いわけではないことをお断りしておきます。
おわりに
このたび私がブログ執筆に使うツールがEvernoteからSimplenoteに変更になりました。
ただし今回お話したのは、あくまでも私の個人的な意見です。
ブロガーさんによって、もしくはブログ執筆以外の使い方をするならば、Simplenoteではなく違うアプリのほうが使い勝手がいいというご意見があるのは当然です。
だからこの記事の内容は参考程度にして、自分にどのメモ・ノートアプリが合っているかは実際に使ってみて試すようにしてくださいね。
それではまた!
アプリのダウンロードリンク
おまけとして今回紹介した4つのアプリのダウンロードリンクを貼り付けておきます。



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