BUSINESS INSIDER JAPAN というサイトでこんな気になる記事が掲載されていたので読んでみました。
参考 あなたは大丈夫? 気づかないうちに貴重な時間を無駄にする、11の小さな習慣BUSINESS INSIDER JAPANこの記事ではある11の習慣があなたの貴重な時間を無駄にして、スケジュールがうまく立てられなかったり、仕事のパフォーマンスに支障をきたしていると主張しています。
私もこの11の習慣をチェックしてみたら「確かに時間を無駄にしている・・・」と思うことばかりだったので、この記事に基づいた私の考えと反省の弁をお話することにしました。
あなたもこの記事でご自分を一度省みてみるのはいかがでしょうか?
目次
貴重な時間を無駄にする11の小さな習慣
まずはこの記事で紹介されている、あなたの貴重な時間を無駄にする11の小さな習慣をご紹介しましょう。
- 自分の目標を他人に話して回る
- メモを取らない
- 優先順位をつけない
- 燃え尽き症候群
- 完璧主義
- 「カエルを食べない」
- ゴールを設定しない
- 絶対に「ノー」と言わない
- 締切を無視する
- 物事を先延ばしにする
- 同時に複数のことをする
これらを一つずつお話していきます。
1.自分の目標を他人に話して回る
「自身の計画を人に話すと、その計画を実現できる可能性が低下する。目標について語るとすでにミッションが完遂したかのように考えてしまい、その結果、モチベーションが奪われてしまう」とこの記事ではありますが果たしてどうなんでしょうかね。
私が耳にしたのは「自分の夢や希望は他人に積極的に話したほうがいい。そうするとその夢や希望は叶う可能性がアップする」ということばかりなんですが、これってこの記事の主張とは相反していますよね。
でもどちらが正しいかはここでは置いておきましょう。
ちなみに私自身はというと、自分の夢や希望、目標や計画を人には言いません。妻にさえ言わないことのほうが多いです。
言ったところで「絵に描いた餅」のような気がして恥ずかしくなってくるんですよね。
でもこんなふうに思っているからなかなか夢や希望が達成できないのかもしれませんね・・・。
べっちー
2.メモを取らない
メモを取らないでいることは、かえって時間を浪費することになるそうです。つまりは、「何事も記録をしておこう」ということでしょうか。
これはたしかにそのとおりですね。私なんか、車で旅行に行ったときにホテルの駐車場に車を駐めてチェックインするときに受付の人に「車のナンバーを教えてください」なんて言われて「えっ?」と思うことがありますから。
車のナンバーなんて覚えていないし、どこにも控えていないからこういうときに困ったことになるんですよね。
まぁ、この話はかなりどうでもいい出来事ですが、記録をしておかなかったばかりに、捜し物に時間を取られてしまうの時間の無駄ですよね。
だから私は重要なことはいつでも見返せるように、自分しか見られないSNSやオンラインストレージなどに記録をしておくようにしています。
3.優先順位をつけない
優先順位をつけないで行動していると時間を浪費してしまう、ということですね。
はいそのとおりだと思います。
私なんかは常日頃から、いかに的確に優先順位をつけて無駄な動きがなく効率よくやっていくかということを考えています。
あまりここでお話すると、
べっちー
と罵られそうなので言わないでおきますが、自宅で家事などをしているときは特にこうしていますね。
わかってくれる人が少しはいるかもしれません。
でもこれを他人に強要するのはやめておきましょう。きっと煙たがられるので。
4.燃え尽き症候群
燃え尽き症候群というより、記事の中では「常に忙しくしていないとダメな人は悲惨な結果を招く」と主張しています。
日本人はこういう人が多いのではないでしょうか。仕事でもなんても忙しくしていないとダメな人って。
でもその忙しさが目的を達成するために必要なことだったらまだよいのですが、目的の達成とはぜんぜん関係ないのに忙しいのは悪徳だと私は思いますね。
わかりやすいところでいうと、「会社で周りの人が残業しているから自分も残業しないといけない」とかってやつです。
これは燃え尽き症候群とは話が違ってしまいますが、どちらにしろ時間の無駄であることには変わりありませんね。
5.完璧主義
18世紀のフランスの哲学者、文学者、歴史家のヴォルテールが「完璧は善の敵(perfect is the enemy of the good)」と言ったんだとか。
しかし完璧主義の弊害についてはあなたもよくご存知のことでしょう。
この記事でも「完璧主義者は、全ての物事を常に完璧にやろうとする。その結果、物事がはかどらず、関係者を苛立たせることになる」と主張しているんですが本当にそのとおりですよね。
私も抑えようとはいつも心得ていますが完璧主義に寄りがちなので困ったものです。
ブログ作成だって自分で厳しいノルマを設定してしまうがために、自分で設定したノルマにかかわらず、それを達成しなくちゃという完璧主義的思考に陥って、だんだんとそれに押しつぶされて嫌になってやめてしまうことがありますからね。
べっちー
だからもしあなたが完璧主義の気質があると自覚しているのならば、自分には厳しくしすぎないほうがいいかもしれませんよ。

6.「カエルを食べない」
これだけカッコがついていて一見するとなんのことだかわかりませんが、これはアメリカの作家マーク・トウェインからの引用だそうです。
※マーク・トウェインは『トム・ソーヤーの冒険』で有名な作家です。
引用文は「朝、まず生きたカエルを食べてしまえば、その日はそれ以上に悪いことなど起こらない」で、簡単にいうと「面倒なことは最初に片付けてしまおう」ということです。
つまり、「カエルを食べない」は「面倒なことをそのままにしておく」とでも言い換えられるでしょうか。
でもどうしても面倒なことってそのままにしがちなんですよね。
例えば片付けってどうしてあんなに面倒なんでしょうかね。きっとそれは人生において大したことではないからでしょう。
ここで私がおすすめするのは、いちいち面倒なことだと脳に反応させないことです。面倒なことだと思う前に体を先に動かすんですよ。そうすればあーら不思議、いつの間にかその面倒なことが終わっていますから。
7.ゴールを設定しない
これはNo.1の「自分の目標を他人に話して回る」とちょっと似ていますね。
でもこちらの「ゴールを設定しない」というのは、他人には話さないまでも自分の目標はきちんと設定しようということです。
これはちょっと・・・いやかなり耳が痛いです。だって私は目標設定がかなり下手だから。
記事の中にもありますが、「具体的なゴールを設定することで、目標を達成しやすくなる」んですけど、私の場合、どうもその実感が湧いてこないんです。
それくらい “なあなあ” で生きてきたのかもしれません。これからはきちんとゴールを設定しなくちゃなと思います。
8.絶対に「ノー」と言わない
これも日本人に多いかもしれませんね。いわゆるイエスマンてやつです。
他人の主張にばかり従って安請け合いをして自分の大事な時間を失うことってよくあると思います。
安請け合いするとあとで「やめときゃよかった!」と思うんですよね。見返りを求めちゃいけないかもしれませんが、見返りだって少ないですしね。
だから最近の私は安請け合いをしないように心がけています。だって時間には限りがあるんだから!
9.締切を無視する
安請け合いしたばかりにその依頼に対して重要さを感じずについ先延ばしにして締切を無視してしまった! ってことにもなるんですよね、安請け合いって。
しかし安請け合いではなく気乗りしない仕事って本音ではありますよね。でも締切を過ぎると信用を失います。
でも気乗りしない仕事ばかりの職場って、その仕事がたぶん自分に合っていないのかもしれませんね。
合っていない仕事をすることほど無駄なことってあるでしょうか。
10.物事を先延ばしにする
これはNo.6の「カエルは食べない」とNo.7の「締切を無視する」とよく似ていますね。
いずれにせよ、やっぱりおすすめは先ほどもお話したとおり、脳が面倒だと思う前に体を動かして終わらせることです。
11.同時に複数のことをする
このブログでは私はいろいろなジャンルに手を伸ばしすぎているので書きたいことがたくさんあります。
そうすると、複数の記事を作成するのに同時平行するなんてこともあるわけです。
でもこれってよくありませんね。ちっとも進まないんですよこれが。だから複数のことを同時進行するなんてやめておいたほうがいいです。
コンピュータは複数のことを同時にできますが、われわれ人間は複数のことを同時にできるように思えても実際は一つのことしかできません。
記事の中では「科学的にマルチタスクに対応できる人は、全体のわずか2%しかいない」とあります。
でも多くの人は50人中の49人のほうなので高望みしないほうがいいってことです。
おわりに
今回は、いかに自分が無駄な時間を過ごしているのかということを考えてみました。
時と場合によって異なってくるでしょうが11個のうち、あなたはいくつの項目に当てはまったでしょうか。
この記事に私が反応したのは、人生の折り返し地点を過ぎてから、「人の一生ってとても短い」と強く感じるようになって、常日頃から「無駄な時間を過ごしたくない」と思うようになったからです。
「人生には無駄な時間も必要だよ」と主張される方もいらっしゃるでしょうが、その “無駄な時間” も実はその人にとって大切な時間の一部だったりするんですよね。
だから私が排除したいのは本当の意味での “無駄な時間” なので、この記事はとても参考になりました。
というわけでまずは目標設定からとりかかることにしましょうか(笑)
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