3週間ほどの昼食抜きダイエットで約3kg痩せることに成功しました!
ということで報告がてら、ダイエットに興味のあるあなたの参考にしていただければと思って記事にしてみました。
今回は…
なぜ昼食抜きダイエットなのか?
昼食抜きダイエットのメリットとデメリット
昼食抜きダイエットで本当に痩せることができるのか?
をお送りしていきます。
目次
友人の結婚式・披露宴に出席するためにダイエットを決意
「歳をとったせいか最近痩せにくい」
「痩せたいけどつい3食ガッツリ食べちゃう」
などの理由で痩せたくても痩せられないと、ひょっとするとあなたは悩んでいるかもしれません。
私も痩せたいけど運動する時間がなくて、歳をとったので痩せにくいけれど、つい3食ガッツリ食べちゃっていたうちの1人(笑)
でも痩せたいんですよね?
なんで??
↓
「普段スーツを着る生活をしていないから1回の結婚式・披露宴のためだけにスーツを新調するのもったいない!」
↓
「だから痩せてから今あるスーツを着られるようにしたい!」
ということでダイエットを決意したわけです。
ダイエットしようと決意したのはいいものの、でも「それから2か月が経ってもなぜかちっとも痩せない!!」
まあ当然なんですけどね。特別な運動をしているわけではないし、食事制限をしているわけでもありませんから。
べっちー
子どもができたので運動する機会がめっきり減ってしまった
わが家にはもうすぐ1歳になる赤ちゃんがいます。
子どもが生まれるまでは夫婦2人だけの生活だったので2人とも自由な時間がけっこうありました。夫婦2人でスポーツクラブに通っていたほど。
ところが子どもが生まれるとどうしても子育てに忙しくなってしまいます。そのため運動ができるようなまとまった時間がとれなくなってしまったんですよね(スポーツクラブは妻の妊娠を機に2人とも退会しました)。




歳をとると痩せにくくなる?
「歳をとると痩せにくくなる」と多くの人が言います。あなたももしある程度の年齢に達しているのならばこれを実感しているのかもしれません。
それもそのはず。歳をとると痩せにくくなるのは、筋肉量が落ちてしまうから。
筋肉は体内に摂り入れられたエネルギーを消費するため、筋肉があればあるほどエネルギーの消費量は多くなり、結果として痩せることができます。
よく「基礎代謝」という言葉であらわされて、筋肉量の多い人は「基礎代謝が高い」なんて言われます。
ところが筋肉量が少ないと基礎代謝が低くなりエネルギーの消費量が減少します。そうすると摂取したエネルギーのうちの余分が脂肪として体内に蓄積されてしまうってわけです。
これが痩せにくく、そして太りやすい原因です。



筋肉量が減ってしまうのは加齢が原因。
でも、仕事や私たち夫婦のように子育てで忙しかったりすると運動不足になるので、このために筋肉が衰えて筋肉量が減ってしまうことも原因のひとつです。
3食を摂るのが常識?
『1日1快食ダイエット』というのが一時期流行りましたね。今でも実践している人がいらっしゃるかもしれません。
でも日本人は「食事はきっちり3食摂るもの!」と思っている人が多いですよね。
私も年配の人などからよく「3食たべないとダメだよ」と古い常識を振りかざされることがあります。
そういう場合にはこう返してやりましょう。「日本人が1日3食とるようになったのは江戸時代からでそれまでは1日2食だったんだぜぇぇぇ!」と。
「……だからなんなんだ。今は江戸時代じゃねーだろ」と返されそうですが、古い常識をぶち破りたい(というほどではない)私も以前は朝食を抜いてみたり(これは独身時代に朝食の用意をするのが面倒だったからだけど)、夕食を抜いてみたこともあります。
だけど家族など他の人と一緒に食事をすることが日常的になると、“自分だけ食事を抜く”なんてなかなか難しかったりするんですよね…。
昼食抜きダイエットを実践開始!
わが家では、私の食事を妻が用意してくれます。
でも妻が用意してくれるのは朝食と夕食だけで、昼食は私みずからが調達して食べています。
つまり、昼食については自分でコントロールしやすいんですね。
そこで、短期間に痩せられるかと思って、試しに思い切って昼食を抜いてみることにしました。
朝食はなぜ抜かないか
昼食抜きダイエットについて詳しくお話する前に、私はなぜ朝食を抜かないかをお話しておきます。
朝食はその日の元気の源だからです。
よく言われるじゃないですか、「朝食をとらない子は朝食を毎日とる子と比べて学校の成績が悪い」って。
でもこれってなにも子どもだけに限らず大人にだって当てはまること。
朝食をとらなければエネルギーを摂取しないってことなので頭がうまく働かなくなるんです。
頭脳労働はとくに午前中に捗りますからね。朝食をとらないと仕事に支障を来すってことでもあります。
だから引続き朝食はちゃんと食べることにしました。
夕食はなぜ抜かないか
それじゃあお次は夕食はなぜ抜かないか?
「夕食を抜くほうがダイエット効果が高いんじゃないの?」
と思う方も多いでしょう。私もそう思います。
だけど夕食を抜くのは精神的負担が大きいじゃないですか。
だって食事は人生の楽しみみたいなところがありますよね? 夕食を抜くってことはその楽しみを奪うってことですよ?
そんなのイヤじゃないですか? 私はイヤです。
しかも夕食は家族の団らん時間でもあるんですよ。
自分以外の家族は美味しそうに夕食を食べているのに、なぜ自分だけ指をくわえて食べるのをガマンしなければいけないんですかね。苦行ですかね。
これもイヤです。
それにたとえ夕食抜きを始めたとしても、絶対に長続きしなそうです。私なら。
昼食を抜くメリット
という理由で昼食を抜いてダイエットすることにしました。
さて、昼食を抜くと次のようなメリットがあります。
1日の摂取糖質も大幅に減らせる
体に良くないインスタント食品などを食べる必要がなくなる
午後に眠くなりにくい
食費が浮いてちょっと得する
それではこれらを一つひとつ見ていきましょう。
昼食を抜くと1日の摂取カロリーを大幅に減らせる
夕食を抜くほどではないかもしれませんが、昼食を抜くのだってダイエットの効果はあります。
夕食はタイミングと量によって朝食や昼食よりも太りやすいことは、あなたもご存知のはず。
夕食を摂り過ぎたり、夕食から就寝までの時間が短いと、摂った食物をエネルギーとして消化しきれずに、余分なものが脂肪として体内に蓄積されてしまいます。
これをご存知のあなたは夕食は控えめにするでしょうが、その代わりに昼食は多めに摂っても大丈夫だろうとたかをくくってしまうかもしれません!
そのため、油断をして昼食をつい摂りすぎてしまうってことがあるんですよね。
でも昼食を抜くと、これが丸ごとなくなるので、摂取カロリーを大幅に減らすことができるわけです。
なお、昼食を外食で摂ろうとすると、主な食品のエネルギー(kcal)は以下のとおりです。昼食を抜けばこれらをまるごと摂取せずに済むというわけですね。
食品 | 糖質 |
---|---|
親子丼 | 684kcal |
牛丼 | 771kcal |
カツ丼 | 922kcal |
ポークカレーライス | 859kcal |
ビーフカレーライス | 838kcal |
チキンカレーライス | 857kcal |
オムライス | 850kcal |
蕎麦 | 296kcal |
かけそば | 374kcal |
かけうどん | 320kcal |
きつねうどん | 492kcal |
醤油ラーメン | 470kcal |
味噌ラーメン | 580kcal |
塩ラーメン | 471kcal |
ボンゴレスパゲッティ | 474kcal |
ミートソーススパゲッティ | 614kcal |
和風明太子スパゲッティ | 517kcal |
唐揚げ定食 | 897kcal |
とんかつ定食 | 914kcal |
生姜焼き定食 | 766kcal |
焼肉定食 | 805kcal |
ハンバーグ定食 | 1079kcal |
ステーキ定食 | 1099kcal |
刺身定食 | 636kcal |
さばの味噌煮定食 | 804kcal |
焼き鯖定食 | 620kcal |
焼きさんま定食 | 572kcal |
カレーパン | 358kcal |
メロンパン | 276kcal |
(参考)カロリーSlismより
昼食を抜くと1日の摂取糖質も大幅に減らせる
昼食を抜くと1日の摂取カロリーが大幅に減らせるのと同じく、摂取糖質も大幅に減らすことができます。
脂質を多く含む食品だと太りやすいというのは想像しやすいでしょうが、糖質も摂取のしすぎは肥満の原因です。
なぜなら糖質は必要以上に摂りすぎると身体の中で脂肪に変わってしまうから!!
そんなわけで最近では糖質制限ダイエットが流行しているんですね。
昼食を抜けば、糖質の摂取を大幅に減らせるので肥満の防止に役立つというわけです。
カロリーと同じく、糖質についても食品ごとの一覧表を以下に掲載しておきます。
食品 | カロリー |
---|---|
親子丼 | 113.8g |
牛丼 | 112.7g |
カツ丼 | 113.1g |
ポークカレーライス | 129.2g |
ビーフカレーライス | 129.1g |
チキンカレーライス | 97.4g |
オムライス | 107.7g |
蕎麦 | 57.5g |
かけそば | 72.6g |
かけうどん | 64.8g |
きつねうどん | 68.2g |
醤油ラーメン | 73.2g |
味噌ラーメン | 84.3g |
塩ラーメン | 70.4g |
ボンゴレスパゲッティ | 72.2g |
ミートソーススパゲッティ | 88.4g |
和風明太子スパゲッティ | 75.1g |
唐揚げ定食 | 92.4g |
とんかつ定食 | 106.2g |
生姜焼き定食 | 93.5g |
焼肉定食 | 96.5g |
ハンバーグ定食 | 109.8g |
ステーキ定食 | 89.2g |
刺身定食 | 88.7g |
さばの味噌煮定食 | 93.4g |
焼き鯖定食 | 82.0g |
焼きさんま定食 | 77.4g |
カレーパン | 41.0g |
メロンパン | 47.2g |
(参考)カロリーSlismより
体に良くないインスタント食品などを食べる必要がなくなる
昼食は食べたいけど、わざわざ作るのは面倒と思う方の中には、昼食をカップ麺や菓子パン、ファストフードなどのインスタントな食事で済ませている方もいらっしゃるかもしれませんね。
ところがここで言わなくてもすでにご存知でしょうが、このようなインスタントな食事は添加物が使われていたり、塩分が多かったり、栄養バランスはまったく考慮されていなかったりするので、体に良いとはとても言えません。いや悪い。
でも昼食を摂られなければ、これらのインスタントな食事を摂り入れることもなくなるので、体に良くないモノを摂らずに済むのです。
昼食を抜くと午後に眠くなりにくい
ランチの後に眠くなって勉強や仕事が手につかない、授業中や就業中に居眠りをしてしまったという経験はあなたにもあるのではないでしょうか。
昼食の後に眠くなってしまうのは、摂り入れた食べ物を消化するために血流が消化器官に集中してしまうためです。
消化器官に血流が集まると、脳への血流がその分少なくなってしまいます。脳への血流が少なくなると、集中できずにぼんやりしたり、眠くなってしまうですね。
これが昼食後に眠くなってしまう原因です。
ところが昼食を抜けばあたりまえですが眠くなることはありません。
消化する食べ物がなく血流が必要以上に消化器官に集まらなくなるため、脳への血流も減らずに済むからです。
昼食を抜くと食費が浮いてちょっと得する
2017年のサラリーマンのランチ代の平均は590円だそうです。
これを高いと見るか安いと見るかはここでは関係ないことなのでこれ以上は触れませんが、この590円を20日間で消費すると11,800円になります。けっこう高いですよね。
昼食を抜けば、この浮いたお金を他のことに使うことができますね。
浮いたお金でなにが買えるか考えてみてください。なんだかウキウキしてきませんか?
試しに、590円だと半端なので500円を毎日貯金してみてください。いわゆる500円貯金ですね。でもこれだと味気ないので、『痩せられるし一挙両得!ランチを抜いたぶんの500円貯金』と呼んでもいいですよ。
そうすれば昼食を抜くことが苦痛ではなく薄ら笑い……もとい、喜びに変わるかもしれません。
昼食を抜くデメリット
メリットばかりかと思いきや、昼食を抜くことによるデメリットももちろんあります。
昼食を抜くと仕事やスポーツ活動に支障を来たす
昼食を抜けばお腹が減るので夕食でドカ食いになりがち
ランチメニューのお得感を享受できない
こちらも一つずつ見ていきましょう。
昼食を抜くと・・・やっぱりお腹が空く
今まで食べていた昼食ですからこれを抜くと、時間が経つにつれてどうしてもお腹が空いてきます。
私の体感だと、だいたい午後2時から3時ごろに空腹のピークがやってきます。
でも昼食を抜いて空腹になったからといってもどうということはありません。ここは少しだけグッとガマンしましょう。
でもどうしても持ちこたえられなければ飴でも舐めるとかチョコレートをひとかけら食べるとかして対処しましょう。糖分は労働の活力ですから。
昼食を抜くと仕事やスポーツ活動に支障を来たす
あなたが身体を使う仕事に従事しているとかスポーツをする習慣があるなど日常的に体を使うことをしていれば、昼食を抜くことによって仕事に支障を来たしたり、スポーツのパフォーマンスに影響したりするかもしれません。
よって、活動を妨げない程度の必要なエネルギーは摂取するようにしてくださいね。
身体を使う仕事やスポーツをしている人がダイエットのために昼食を抜こうと思うかどうかは大いに疑問ですけれど…。
昼食を抜けばお腹が減るので夕食でドカ食いになりがち
昼食を抜くと、朝食と夕食の間隔が大きく空いてしまいます。それにより空腹感が増してしまうため、夕食をドカ食いしてしまうリスクが高まります。
そうすると何のためのダイエットなんだか本末転倒なことになってしまいます。
ドカ食いについてはこちらの記事で詳しく解説しているのご覧ください。



ランチメニューのお得感を享受できない
昼も夜も営業している飲食店の中には昼のみのメニュー、つまりランチメニューを夜のメニューよりお得に設定しているお店が多くあります。
・ライス大盛り無料
・サラダバー無料
・ソフトドリンク1杯無料
などのお得感があるサービスのことですね。
こういったお得なサービスを目的にランチメニューを活用している人も多いのでは?
でも昼食抜きダイエットをすると当然のことながらランチタイムのお得感を享受することができません。
「ランチタイムならお得感があったのに、夜に来るとなんだか損した気になる」
と思ってしまう人にとっては昼食抜きダイエットよりも夕食抜きダイエットのほうが合っているかもしれません。
しかし、お得感があるとはいえ外食となると出費が多くなりがち。
昼食を抜けばこの出費がまるごとなくなるのでダイエットもできてお財布にも優しい。つまり一石二鳥です。
私のダイエット成果
きっちりと記録をしていないのでざっくりとしたことしか言えないのですが、3週間ほどの昼食抜きダイエットによって私は3kgほど体重が減少しました。
私の身長は169cmなので、身長と比較した標準体重は63kgです。ところが最近のピーク時の体重は67kgだったので標準体重よりも4kgもオーバー。
昼食抜きダイエットを開始したときの体重はおよそ66.5kgぐらいでしたが、昼食抜きダイエットを開始してから3週間で今の体重は63.7kgです。
今ではベルトの穴の位置は狭くなり、きつかったズボンも普通にはけるようになりました。
なお、昼食抜きダイエットを始め3週間が経過していますが、最初のころは昼食を食べたり食べなかったりで完全に抜いていたわけではありませんでした。
でもだんだんと慣れてきたからか平日はもちろん、家族と一緒の休日にも昼食抜きを今では実践できています。
休日に家族と外出した場合は、スタバなどの甘いドリンクだけで足ります。
おわりに:昼食ダイエットのススメ
今のところダイエットに成功していますが、食事制限によるダイエットはリバウンドしやすいとも言われています。
ということは昼食を改めて食べだすとリバウンドしてしまうということかもしれません。
でもよくよく考えてみると、私の摂取カロリーは消費カロリーと比べると明らかにオーバーしていました。だって日常的にあまり動きませんから(もっと動いたほうがいいんでしょうけど。汗)
そうすると昼食を食べないくらいがちょうどいいのかもしれないなんて思うようになりました。
あなたもダイエットしたいけどなかなか痩せられない! なんてお悩みの場合は、まずは昼食抜きダイエットから始めてみてはいかがでしょうか。ひょっとするといつの間にか体重が減っているかもしれませんよ。
追記:結婚式に出席したあとにまんまとリバウンドした…
ダイエットに成功し無事に出席させてもらった私。
しかしそのあと油断した私は昼食を食べるのを復活してまんまとリバウンドをしてしまいました。
「昼食を食べるとリバウンドした」というわけではないと思います。
そうではなく、昼食を食べると1日の消費カロリーよりも1日の摂取カロリーのほうが多くなってしまう、つまりカロリーの過剰摂取によりリバウンドしたのです。
運動はあいかわらず気が向いたときにしかしないので当然ですよね。
だから自分の1日の代謝に応じたカロリーを摂取をするように自粛しなければいけませんねぇ。
大人なんだから自己管理はしっかりしたいものです。
でもそうすると昼食でコントロールするのがもっとも合理的というわけ。
だからみなさんも油断しないで続けるのを心がけましょうね。
追記2:昼食抜きダイエットを再開したら3.5kgダウン
昼食抜きの習慣を自分への甘えが原因で手放してしまったためリバウンドしてしまった私ですが、食べないほうが健康を維持できることを知り、やっぱり昼食抜きを改めて習慣化する決意をしました。
やることといったら食べないだけですからね、なにかをやり続けるのはつらいですが、やらないことを続けるのはやり続けるよりも簡単です。
昼食抜きを改めて習慣化したら3.5kgもの減量に成功しました!(69kg⇒65.5kg)
目標は63kgなのでそれまであと一息です。
習慣化すればがんばりなんて必要ないですから、あなたも簡単にやせられる……かもしれませんよ!
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