※写真の城はイメージです。
先日、友人の結婚披露宴がありまして、これに妻と娘と私の家族3人が招待されたので出席をしてきましたということをお話しましたね。

こちらの記事では子どもが産まれてから、そして子どもを連れて結婚披露宴に出席してみてわかったことと題したものでした。
そのためロックハート城とは関連性が薄いものしたが、今回はロックハート城のことを中心にお話していきますね。
ロックハート城の歴史
結婚披露宴の会場は群馬県は高山村にあるロックハート城。19世紀にイギリスに建てられたお城を150年以上経ってから数年かけて建物ごと日本に移築したという、よくよく考えるとかなりの偉業ですよねこれって。
ウィキペディアによるとロックハート城は今から200年近くも前の1829年に英国のウィリアム・ロックハート伯爵という人によってスコットランドに建てられた正真正銘本物のお城です。
参考:Wikipedia
「大理石村ロックハート城」
ロックハート家の歴史とロックハート城を建てたウィリアム・ロックハート伯爵についてはロックハート城の公式サイトに詳しく書かれているので興味があったら読んでみると楽しいですよ。王とか騎士とか出てきてさながらファンタジーの世界です。
参考:ロックハート城
「ロックハート城について」
このページにロックハート城が1988年に日本に移動してきたときのことも書かれています。
解体したロックハート城を30個のコンテナに詰めて、これをシベリア鉄道に乗せて運んだんだけど、当時はまだロシアがソ連だった時代で、シベリア鉄道を使うのにゴルバチョフ書記長(当時)の承諾を得る必要があったなど、いや~、これまたものすごいお話です。
ロックハート城、群馬に建つ
そもそもこのロックハート城が日本に移されることになったのは、俳優の津川雅彦さんが北海道に計画していたレジャーランドの中核施設にロックハート城を据えるためだったってんだからこれまた驚きです。
このレジャーランドが計画どおりに進んでいれば、ロックハート城は今頃は北海道の大自然の中にそびえ建っていたのでしょうね。
しかし、レジャーランドの建設を予定していた町から資金計画を巡ってレジャーランド計画の受け入れを拒否されてしまったんですって。
ロックハート城を解体までしてせっかくスコットランドからシベリア鉄道経由でわざわざ日本までお城を持ってきたのに、計画が頓挫してしまったというのもすごい話です。
しかし捨てる神あれば拾う神ありです。宙に浮いてしまっていたロックハート城を買い取ってくれる会社があらわれました。
現在も群馬県沼田市で事業を営んでいる総合石材業者の株式会社サンポウです。
買い取ったのが1992年で高山村に復元が完成したのが1993年4月。当時はバブルが崩壊し、社会が混乱している真っ只中だったのでよくここまでこぎつけたなとやっぱりここでも驚きです。
なお津川雅彦さんは今でもロックハート城の名誉城主なんだとか。
ロックハート城とゆかりのあるももクロ
ところで私はももいろクローバーZのファンをしているのですが、ロックハート城はももクロともゆかりがあることでモノノフ(ももクロのファンのこと)の間でも有名です。
ももクロがロックハート城を訪れたのは2012年12月でした。もう今(2017年11月)から5年も前のことになるんですね。
ちょうど私がももクロのファンになりたてのころです。
このときのももクロは年末のコンサート「ももいろクリスマス2012」を控えていました。
このコンサートのオープニングで使うVTR撮影のためにももクロちゃんたちはロックハート城を訪れたんですね。
ちなみにこの撮影のときの模様が「ももいろクリスマス2012」のブルーレイやDVD、またはテレ朝動画の「ももクロChan」にて今でも見ることができますよ。
このとにの思い出といえば、夏菜子ちゃんの「ぐんまっ」がかわいかったのと、れにちゃんが雪に鼻をつけてはしゃいでいたのと、ももたまいの二人が併設されているレストランで怪物(モンスター)丼を美味しい美味しいと言って食べていたことを今でもよく覚えています。
ロックハート城で結婚式を挙げる二人へのももクロからのお祝いメッセージ
このように、ももクロとゆかりのあるロックハート城ですが、現在では石のテーマパークであるとともに結婚式場も兼ねているんです。
私の友人カップルがなぜここで結婚式を挙げたかというと、実はかれらが二人とも私と同じももクロのファンだから。
ももクロとゆかりのあるロックハート城だからということで今回の結婚披露宴と相成ったわけです。
私ら夫婦とこの友人カップルはももクロが縁で友達どうしになれたんです。
そして二人ももももクロが縁で結びついてこのたび夫婦になったのでした。(籍を入れたのはもっと以前のことです)
まさにももクロが人と人とを結びつけてくれたんですね。
二人ともももクロの大ファンなので、2016年の夏に開催された「桃神祭2016」というももクロのコンサートではカップルで座れる「カップルシート」に当選しました。
カップルシートに当選したカップルはこのコンサートの開催から1年以内に婚姻すると、なんとももクロちゃん本人から直々のメッセージ映像がもらえちゃうんです。
モノノフからすると、ももクロのメンバーからの直々のメッセージなんてものすごく “よだれモノ” ななプレゼントです。
このたび結婚式をした友人カップルもコンサートから1年以内に婚姻届けを提出したので、ももクロちゃんからのお祝いメッセージを受け取ることができました。
そしてこのメッセージ映像を、うれしいことに披露宴のときに会場のスクリーンで披露してくれたんです。
事前に情報をももクロちゃんたちにお知らせしてあったのでしょう、ももクロメンバーは二人の名前を呼んでくれるのはもちろん、ロックハート城のことにも触れてくれて、5年前の撮影のときの思い出話まで聞くことができました。
これには感激しました。私がメッセージを受け取ったわけでもないのに、なんだかももクロちゃんたちをものすごく身近に感じた瞬間でした。
遠方まで送迎しにいくロックハート城
これまでいろいろとロックハート城には驚かされてきましたが、まだほかにも驚いたことがあります。
先日の記事では、ロックハート城までは高崎駅から専用のマイクロバスで送迎をしてもらったことをお話しましたが、ロックハート城からの帰路で専属の運転手さんから驚きの話を聞くことができました。



ロックハート城はなんと結婚式をするカップルの約7割が群馬県外の方々なのだそうです。
われわれ群馬県民からすると、ロックハート城ってけっこう地味な存在で、私も今回初めて訪れたほどなのですが、県外の方が7割とは意外で驚きました。
しかもこれだけではなく、その県外のお客さま、結婚式に出席するゲストの方々をなんとロックハート城から最寄りの場所まで送迎しに行くんだそうです。
っと私もびっくりしましたよ。
話によると東京なんてまだまだ序の口、遠くは仙台や石川まで送迎しに行ったこともあるのそうです。
ひょっとすると希望すれば北海道や四国、九州までも送迎しに行きかねない様子で、「ロックハート城ってなんだかとってもすごい」と思わずにはいられませんでした。
でもそれだけ全国各地の方々からロックハート城というシチュエーションが多くのカップルにとって魅力的なものに映るのでしょうね。
たしかにロックハート城は魅力的でした。お城は本物というだけあって風格が備わっていて立派でしたし、まるで外国に行ってさらにタイムスリップしたかのような気持ちになれるのですから。
おわりに
今回は、ロックハート城での友人の結婚披露宴のことや、ももクロのこと、そしてロックハート城のことをお話してまいりました。
県外の方々からも結婚式場として選ばれるロックハート城は、石のテーマパークとしても開放されているので、結婚式への参列者以外の方でも入場料を支払えば中に入ることができますよ。
もちろん結婚式場としてもとっても魅力的な場所なので、挙式を考えている方は見学がてら一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
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