察してちゃんは説明力がないので仕方がないからできるだけ察してあげよう

察してちゃんは説明力がないので仕方がないからできるだけ察してあげよう

察してちゃんには説明力がありません。

説明力がないため察してちゃんはあなたに察してくれることを求めてきます。「忖度してほしい」と思っていると言い換えてもよいかと。

だからあなたはなるべく察してちゃんの求めに応える形で、できるだけ察してあげてください。

『察してちゃん』とはどういう人のことか?

察してちゃん

察してちゃん』とは、自身の言葉足らずな説明にもかかわらず、相手に「1言えば10わかってもらえる」と思っている人のこと。

他にも察してちゃんは、「なにも言わなくても自分の思い通りに他の人が動いてくれるはずだ」と勝手に思い込んでいる人のことを指す場合がありますが、今回の記事では説明に焦点をあてた察してちゃんについてのお話をします。

察してちゃんがしがちな下手っぴな説明

あなたに仕事を依頼してきた察してちゃんは、ある資料をあなたに見せ、その資料に指をさしながらこう言います。

「これをこうしてこれを作って」

察してちゃんはリアルにこんな言葉遣いで話しかけてきたりします。

「仕事を円滑に回す上で大事なのは説明力」と心の底から思っているあなたは、連呼される「これ」に辟易とします。

「指示代名詞ばかりで何を言ってるのかわかんねーよ、もっと上手に説明できないのかこいつは?」

と心のなかで呟いたりします。

【説明下手】なにを言いたいのかわからない人の6つの特徴【説明下手】なにを言いたいのかわからない人の6つの特徴

察してちゃんは自分が説明下手なことに気づいてない

そしてうっかりこんなことを察してちゃんに言ってしまいます。

「“これ”ではわからないのでもっと具体的に説明をお願いします」

しかし察してちゃんはこれに納得ができません。なぜなら察してちゃんは自分が説明下手だと自覚していないから。

ひどい場合だと「今の説明でなぜわからないんだ!」と憤慨します。

憤慨されればあなたは「“説明”とはいうけど説明にぜんぜんなってないよね?」と返したくなりますが、そんなことを返しても火に油を注ぐようなものです。

察してちゃんの対応方法は『察してあげる』

こうなったらコミュニケーションもへったくれもありません。

察してちゃんは説明が下手っぴ。そしてそれを暗に指摘すると逆上。

説明下手どころか自身の感情のコントロールさえしようとしません。これではまるで原始人です。

もうここまでくると人間性の問題です。

しかし、察してちゃんに人間性を問うてもどうしようもありません。さらに逆上されるのがオチです。

よって、察してちゃんにもっとも適した対応法がこれになります。

『察してあげる』

「なんで自分が察してあげないといけないんだ!」とあなたも憤慨したくなる気持ちはとてもよくわかります。

しかし相手は説明下手。なおかつそれを指摘しようものなら逆上するような人間性に難のある原始人。

そんな人物に対して憤慨してしまうと怒りと怒りがぶつかり合って修羅場と化します。

だから、修羅場を回避するためにもあなたが察してあげる必要があるのです。

相手はあなたの目上の人物かしれません。目上ではあるけれど“大人”ではありません

だからあなたはその相手よりも大人な対応をするのです。大人な対応で察してあげるのです。

『察してあげる』とこんなに良いことが起こる

良いことが起こる

この場合の察するとは、相手の下手っぴな説明をまるごと理解してあげようとすることです。

「1しか言われていないけれど10わかってあげる」

これを実践してあげるのです。

ロジカルシンキングが得意そうなあなたならばこれは可能なはずです。

大切なのは余計なことに思考能力を使わずに、思考能力は相手が言わんとしているかを理解することに行使すること。

余計なこととは「相手はこうあるべきだ」という思考です。

「こうあるべきだ」はこの場合、「説明をもっと上手にすべきだ」に置き換えることができます。

相手があなたに察してくれるのを求めているのと同様、あなたが「相手は説明をもっと上手にすべきだ」と思ってしまうと、あなたも相手に求めてしまうことになります。

これでは同じ穴のムジナです。

相手のレベルにあなたも降りてしまうことになります。

そうなると大人な対応どころではなく、低レベルな争いに発展します。

低レベルな争いをしたくないのであれば、あなたは相手に「説明をもっと上手にすべきだ」などという余計なことは一切考えてはいけません。

余計な考えが頭に浮かんだら呼吸を整えて華麗にスルーしましょう。

注意
※そして余計なことを考えないようにする訓練をしましょう。

そしてかわりに相手が何を言おうとしているかを推察する。

こうすれば修羅場を回避できます。仕事をさっさと先に進めることもできます。

しかも、相手の説明下手を理解しようとすることにより、あなたの論理思考能力のさらなるアップも見込めます。

忍耐力もアップします。

一石二鳥どころか三鳥も四鳥も捕まえられそうです。

察してちゃんの説明を100%察してあげられなかった場合

しかし場合によっては「相手の言おうとしていることを必死に考えてみて理解できたところはあるけれどどうしても理解できないところがある」こともあります。

ここでまずあなたにわかっていただきたいのは、「理解できたところはある」ことです。だからまず自分で自分を褒めましょう。

「必死に考えてみたのに何から何までさっぱり理解できなかった」のなら先ほど申し上げた『ロジカルシンキングが得意なあなた』は撤回しなければなりませんが、「理解できたところはある」のであればあなたの論理思考能力は大したものです。

少なくともあなたに下手っぴな説明をしてきた察してちゃんよりは高い論理思考能力を有しています。

しかし相手は筋金入りの説明下手なので、どうしても100%理解してあげることができない場合があります。

1言われて8か9しか理解できなかった場合ですね。

こんな場合は察してちゃんに質問する必要がでてきます。

察してちゃんへの質問の仕方

犬が服従する

しかしそこは察してちゃん。

なかには質問すると不愉快そうな対応をしてくる人がいます。

わからないことがあるから質問したのに不愉快な対応をされる。

理不尽なことこの上ないですが、相手は人間性に問題がある原子人なので仕方がありません。本能のまま生きているのですよ彼らは。

仕方がないので相手が不愉快にならないような仕方で質問に臨みましょう。

察してちゃんが不愉快にならないようにするにはこうするのが一番です。

『恐縮する』

時代劇を見ているとこんなセリフをよく耳にします。

「恐れながら申し上げます」
「恐れながら言上つかまつります」

相手が殿様だったり上司の場合、部下は言葉を発する際に時代劇では決まって「恐れながら」という枕詞を口にします。

「恐れながら」は服従のポーズみたいなものです。

犬や猫が自分より強いものに自分の弱い部分であるお腹を見せることで「あなたに敵意はありません。あなたに服従します」とアピールするのと同様に、人間は言葉や態度で『恐縮する』ことで、「私はあなたより下の立場ですよ」というメッセージを送るのですね。

どういうわけでしょうか、自分で自分のことを偉いと勘違いしている人って相手に恐縮されると気分がよくなるみたいなんですよね。

だからそれを逆手にとって……もとい、相手の気分がよくなるように配慮をして恐縮しながら質問をするのがおすすめです。

枕詞に「恐れながら」と時代劇風な口調で質問しに行くと、現代では相手に怪訝な顔をされるので、とりあえずこんな感じで質問しにいきましょう。

「あのぅ…、先ほどの件ですが、○○○までは理解できたのですが、どうしてもこの部分が理解できないので、この部分だけもう一度詳しく説明をお願いしたいのですが…」

弱腰な態度で臨みましょう。「私はあなたより頭が悪いのでどうしてもわからないんですスミマセン」という感じを醸し出すとさらに良いです。

察してちゃんは相手より上位にいると思うと気分が良いので、このような弱腰な態度で臨むのが最適なんです。

おわりに

察してちゃんは以前は説明上手だったのが説明下手になったのか、それともずうっと説明下手だったのかはわかりません。しかしいずれにしても学ぶことなく歳をとってしまった人です。

察してちゃんは大いに問題ありですが、私たちは彼らを変えることはできません。

変えることができるのは自分の考え方だけ

だから彼らに敵対するのは絶対にやめて、考え方を変えて、建前だけでもいいので恐縮することを心得ておきましょう。

そうしなければツライ思いをするのはあなたですから。

ツライ思いをして心の病になるくらいならば、賢くなって世の中をうまく渡り歩くほうがいいですよ。

というわけで今回は、察してちゃんの要求にはできるだけ察してあげることで応対してあげようという記事でした。