Apple の新型スマートフォン『iPhone X(あいふぉーんてん)』が発売になりましたね。
しかしこのiPhone X 、容量が64GBと256GBのものがありますが、64GBのものが112,800円(税別)、256GBのものが129,800円(税別)と相当お高いようです。
私みたいな庶民にはとてもとても手の届く代物ではございませんので、私には安いAndroid端末で十分でございます。
というわけで今回は、誰の得になるのかさっぱりわかりませんが、私のスマートフォン遍歴を披露していきたいと思います。
目次
そもそもiPhoneは所有したことがない
今の10代の皆さんはスマホを持つならiPhoneじゃないとと思っている方がかなり多いみたいですね。
10代という年代は何かと周りと一緒じゃないと嫌だ! と思いたい年頃で、私も10代のころはそんなふうに思っていた時期がありましたから気持ちはなんとなくわかりますが、スマホともなるとそれなりに高価な品なので金銭的なやりくりがさぞ大変だろうなと想像してしまうんですよね。
私なんぞはスマホ登場前の携帯電話(いわゆるガラケー)ですら初めて所有したのがなんと24歳のときなので比較するのもおこがましいのですが、これまで所有したスマホはすべてAndroidです。
スマホ所有の前にiPod touchを所有
しかしスマホを初めて所有する以前はAppleのある端末を所有して使っていました。
その端末は iPod touch(あいぽっどたっち)。電話はできず、SIMカードも挿すことができない Wi-Fi 使用を前提とした端末でしたが、スマホを初めて所有したかのような喜びを感じられて、それなりに重宝した端末でした。今も自宅のどこかで眠っていると思います。
なお、このiPod touchを購入したのは2010年11月でした。
iPod touch は LTE通信(当時は3G通信)が単独ではできない端末のため、当時は Wi-Fi環境下でしか iPod touch を利用していませんでした。外出先で使う理由も当時はありませんでしたからね。
Xperia acro HDを所有
それから2年ほど経って初めてスマホを購入しました。
ドコモで販売されたSony EricssonのXperia acro HD(えくすぺりあ・あくろ・えいちでぃー)というAndroid端末でした。2012年8月のことです。
iPod touchを持っていたのになぜiPhoneにしなかったのかなと思い返してみると、当時は(今もかもわかりませんが)iPhoneよりもAndroidのほうがカスタマイズが自由にできるということだったのと、iPhoneがドコモでは販売されていなかったからというのが主な理由です。
私はパソコンだってずっとWindowsのものを使っていてAppleファンというわけでもないですからね。
モバイル通信費を安く抑えようと必死になる
当時はドコモの『パケ・ホーダイ ダブル』というサービスに加入していました。(パケ・ホーダイ ダブル2だったっけかな? どちらだったかは忘れてしまいました)
パケ・ホーダイは通信をあまりしない月はパケット通信料が安く、たくさん使うと上限額5,700円になるというサービスでした。
このサービスのもとXperia acro HDをしばらく使っていたんですが、気づいたことがあるんですよね。モバイル通信をまったくしなければパケット通信料が安く抑えられるので月額利用料が安くなるということに。
これに気づいてからは外で通信をするのは極力控えるようになりましたね。まぁ、ケチなんですね。笑
このときからモバイル通信費をなるべく安くするにはどうしたらいいかを真剣に考えるようになったんだと思います。
格安SIMの存在を知る
2013年のときだったでしょうか、インターネットイニシアティブという通信事業者がIIJmioというブランド名で格安なモバイル通信サービスを販売していることを知ったのは。
月々約1,000円という安い料金で通信ができるので、なんだか面白そうと思ってIIJmioと契約することにしました。
なお、当時はまだ約1,000円で一月のデータ容量が1GB、“格安SIM”という呼ばれ方もまだされていませんでした。
格安SIM をモバイルWi-Fiルーターに挿して運用
当時はまだデータ容量が少ないだけではありませんでした。音声通話付のSIMは存在せず、データ通信専用のSIMしかなかったんですね。
そうすると、IIJmioの格安SIM を私が所有していたスマホXperia acro HDに挿入してしまうと電話ができなくなってしまうわけです。
この当時、私はドコモで購入したモバイルWi-Fiルーターを所有していました。(たぶん何かのセットで購入したものだと記憶しています)
※ルーターの通信契約自体はこれ以前に解約していたので、ルーター本体はいわゆる“白ロム”として所持していたわけです。
渡りに船とばかりに、このルーターにIIJmioの格安SIMを挿入し、外出時はスマホとモバイルルーターを通信接続して通信をしていました。
こうすることでドコモの回線を使う必要がないので、ドコモの月額利用料が安く抑えられたというわけです。
スマホからタブレット(Nexus 7)に変更
購入から1年とちょっとか経っていませんでしたがXperia acro HDの動作に不満が出てくるようになったため、新しい端末を購入することにしました。
これまでお話してきたとおり、このときはすでに格安SIMの契約をしていたため、新しい端末はドコモなどのキャリアで購入するのではなく、“SIMフリー端末”を購入することにしました。
SIMフリー端末とは通信事業者に縛られないで使えるSIMロックがかかっていないスマホやタブレットのことを言います。通信事業者に縛られないので不要なプリインストールアプリはないし、キャリアで買うより安く買えるのがメリットです。
私が購入したSIMフリー端末はGoogleのNexus 7(2013)という7インチのタブレット端末でした。2013年11月のことです。
この時点でインターネットなどのデータ通信はNexus 7で行い、電話は Xperia acro HD で行っていました。acro HDはこの時点で電話機としてしか使用しなくなりました。
ガラケーとスマホの2台持ちにする
このあと、ドコモのスマホでの契約は2年が経過した2014年8月に終了しました。
そして私は電話機をスマホ(Xperia acro HD)からガラケーに機種変更をしました。それもヤフオク!で入手した中古のガラケーにです。
Nexus 7を購入した時点でacro HDはただの電話機と化していたのでスマホである必要がなくなり、通話専用の端末としてガラケーを選んで機種変更をしたわけです。
こうすると、スマホの契約だと基本料+αの月額利用料がかかりますが、ガラケーなら基本料だけで済むので月額利用料がさらに安くできるというのも機種変更をした理由です。
Nexus 7からHUAWEI nova liteに変更し、IIJmioからLINEモバイルに変更
そしてこれから3年弱が経った2017年4月に、長らく愛用したNexus 7もだんだんと調子が悪くなってきたので、新しいスマホを購入することにしました。
この端末がHUAWEI nova liteといういわゆる “格安スマホ” です。今でももちろん使用中です(2017年11月現在。利用開始から7カ月超)。
そして格安SIMも同じく長らく愛用していたIIJmioからLINEモバイルに変更をしました。
※変更した理由はまた別の記事に書かせてもらいますね。
私のスマホ遍歴まとめ
このように、スマホとは呼べないものも含めて、iPod touch → Xperia acro HD → Nexus 7 → HUAWEI nova liteの4機種をこれまで使ってきました。
約8年の間に4機種なので平均すると2年に1機種となるので購入頻度でいうと一般的な部類ではないでしょうか。
そして最近の3機種はすべてAndroid端末です。
iPhoneは種類が少ないので選びようがありませんが、Android端末は種類が豊富で金額と性能のバランスを考えて自分に合ったものが選べるのが私は気に入っています。Googleのサービスも愛用しているので。
Androidスマホの細かいことはまた別の記事にでも書かせてもらうことにしますね。
終わりに
「格安SIMってどうなの?」と不安に思っている方が今でもけっこういらっしゃいます。
格安SIMを軽い気持ちで使い始めて、すでに5年も格安SIMを使っている私から言わせてもらうと、格安SIMに見合った使い方をすれば不満なんて持つ必要はありませんし、料金面と合わせて考慮すればとても満足しています。
それよりもキャリアにいつまでも高い利用料を払い続けるほうが私にとっては許しがたいことなので、格安SIMのサービスがこの世にあってありがとうと言いたいくらいです。
今後もまた参考のためにスマホや通信サービスについての記事を書かせてもらいたいと思いますね。
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