【ネタバレ】ウォーキング・デッド S8 #4 レビュー|虚構のカリスマ

【海外ドラマレビュー】ウォーキング・デッド シーズン8 第4話 虚構のカリスマ

注意
この記事にはネタバレが含まれいます。ドラマをご覧になっていない方は元のページに戻るか、注意してお読みください。

いつものようにHuluで『ザ・ウォーキング・デッド』を観ている べっちー です。

今回は放送されたばかりのシーズン8 第4話のレビューをお送りしていきますよ。

なお今回は『王国』のリーダーであるエゼキエルがクローズアップされた回でした。

前回は『救世主』掃討作戦を順調に進めていっていたエゼキエル率いるチームですが、安心していたところを救世主たちにより一斉射撃をされたところで終わりました。

果たしてエゼキエルたちの運命やいかに。

でもストーリーの詳細はドラマ本編をご覧くださいね。

今回も最初から私の感想をお話していきます。

一般人が“教祖”を精一杯演じた結果・・・

このシーズン8になってからというもの、エゼキエルの “ご高説” を聞かされる場面がやたらの多かったですね。

今回もまた冒頭に回想シーンまで設けて、そこでエゼキエルは王国の民に高らかな演説をしていました。

べっちー

またかよ、しつこいな。

と思うほどに。

でもこのご高説の繰り返しが今回への“フリ”だったんですね。

エゼキエルの精神的ダメージをよりわかりやすくするためにクドい演説をさせていたわけなのかと。

それにしてもエゼキエルのご高説がやたらと抽象的で、「陛下」や「王」というより「教祖」とでも呼ぶほうが合っているんじゃ・・・と思ってしまいましたよ。

ところがその後、仲間のほとんどがやられてしまい、我に返って「自分は教祖ではない!」・・・もとい、「自分は王や陛下ではない!」とエゼキエルにこう言わせてしまうのは、彼が王国の民だけではなく、自分自身をも偽っていたからなのかもしれません。

これまで仲間たちを一生懸命に鼓舞するとともに自分自身をも鼓舞していたエゼキエル。しかし仲間の多くを死なせてしまい、さらには大切な愛 “虎” のシヴァまで失ってしまったことから、精神がずっと躁状態だったのに、一気に鬱状態になってしまったかようです。

エゼキエルはずっと苦しんでいたのかもしれませんね。自分は本当は人の上に立つような人間ではないって。そう心のどこかで思っていたのかも。

ずっと偽りの自分を演じていたのかもしれません。

だから、王国に戻ったときの自信を失って憔悴しきったエゼキエルの顔がとても印象的でした。

本当の自分っていったい何?

王国の民がもっているエゼキエルの印象と、エゼキエル自身がもっているエゼキエルの印象は実は違っていたのかもしれません。

よくリアルな事件が起こったときに、事件を起こした容疑者がいったいどのような人物だったのかがニュース番組などで取り沙汰されます。

「いつもは挨拶もきちんとする礼儀正しいおとなしい人でした。」なんて容疑者にたまにしか会わない人はこんなふうに語ったりしますが、人の印象って人によって違う印象を抱いていることがあたりまえですからね。

べっちー

だからニュースで容疑者の人柄を伝えることになんの意味があるんだろうっていつも思ってるよ。

表向きは人柄が良さそうに見えても、内面には激しい怒りや嫉妬などを抱えている場合もあります。

事件を起こしてしまう容疑者たちは、感情のコントロールが上手にできずにその発露が事件という結果を招いてしまうのですね。

つまり、事件を起こす容疑者ですら自分自身のことをよくわかっていないのですから、それを他人に容易に判断できるわけがないわけです。

これらのことから、王国の民がエゼキエルに抱くものと、エゼキエル自身が抱いているものが異なるのは無理もないのがよく分かりますよね。

リーダーシップとはいったい何たるものか

リーダーシップとは何か

シーズン7の第2話でエゼキエルはキャロルにこんなことを語っていました。

「人は誰かに従いたい」

そして、だから自分はそういう人のために義務感で人の上に立っているというようなことも。

ひょっとするとエゼキエル自身も本来は “人に従いたい” 側の人間なのかもしれません。

リーダーシップを発揮するには、はっきりとした決断をして、このことを人々に示してあげる必要があります。

でも自分が年少者であるとかリーダータイプでないと思っているとなかなか決断することができない。だからこそ決断をリーダー然とした人に依存したくなるんですね。

ウォーキング・デッドの中の終末の世界ならば、命に関わることなのだからなおさらそうなのかも。

しかし、多くの人々が葛藤することからもわかるとおり、人々を導くリーダーシップ、もしくはカリスマ性みたいなものを先天的に持ち合わせている人はごく稀な存在なのだと思います。

一方、スーパーマンたちは

さて、話は変わってキャロルについてですが、シーズン8に入ってからの彼女の存在感がまるでありません。

シーズン7のときに抱いていた葛藤がまるでなかったかのような印象です。

べっちー

あれはなんだったんだろうね。

この第4話はまあまあ活躍しましたが、それまでの3回ではキャロルはいるのにセリフがほとんどないので、キャラ的に持て余されているのをとても感じました。

それにしても、キャロル1人対大の男5人で銃撃戦を展開しているのにこの状況から切り抜けられてしまうキャロルってどうなんでしょうねぇ。まるでマンガですね。

べっちー

だからマンガが原作なんだってば。

リックとダリルも無敵っぷりがスゴイですしね。

終わりに

ウォーキング・デッド シーズン8 第4話のレビューをお送りしてまいりました。

リックやダリルの無敵っぷりがスゴイのはともかく、エゼキエルはこのまま “ただの男” に戻ってしまうのか、もしくは気を取り直して王国の民のために自分を犠牲にするのかどちらかがなんとなく気になるところですね。

べっちー

なんとなくかよ・・・

それでは次回、第5話のレビューもお楽しみに。

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